さて調理室で行われていたのは、
真狩高校の生徒たちが、
高校生カフェ「ラ・ミッカ」で販売する
クリスマスケーキの試作品作り。
ホールケーキとロールケーキの2種類を作り、
食材には学校でとれたものや地元産食材などを
ふんだんに取り入れています。
佐々木
「こちらはホールケーキ班です。
並べ方のコツはは?」
「遠心状に並べて
切りやすくしています」
佐々木
「切った時にどこにでもイチゴがあると
嬉しいよねえ~」
続いて隣で作業するロールケーキ班も
覗いてみると…
「今は生クリームにイチゴパウダーを
加えるところです」
苺の果肉をパウダーにしたものを
クリームにいれてロールケーキで巻きます。
阿部さん
「生地の上に乗せて巻くんですけど
ユリ根のりん片を入れようかなと思ってます」
森崎「新しいな」
藤尾「うわ贅沢!」
高級食材であるユリ根の鱗片を贅沢に使った、
何とも斬新なロールケーキ。
そしてさらに紫芋のクリームをデコレーション。
藤尾「鮮やかですね」
佐々木「和スイーツ」
森崎「それからの…」
阿部さん「ユリ根クリームです」
森崎「色々だな~」
この後さらに生クリームをのせて、
イチゴで作ったサンタクロースやクルミなどで、
デコレーションをしたら完成です。
一体どんなクリスマスケーキに
仕上がったのでしょうか?
ではみんなで試作品を食べてみましょう!
まずはホールケーキから…
藤尾
「おいしい。みんなお店を出して
ちゃんとプロとしてやってますから
美味しいに決まってますよ!」
佐々木
「イチゴの酸味が生クリームとスポンジに合う!」
森崎「イチゴうまいね」
※試作品のため販売品とは異なることがあります。
次はロールケーキです。
佐々木
「地元のものをふんだんに使ってます」
森崎
「なにこれ!食べたことない!
まさに洋菓子と和菓子のコラボだね」
藤尾
「ホントだ。両方わかる。
和感と洋感が…」
佐々木「イチゴパウダーが効いてる」
阿部さん
「すごい真狩感がぎゅーっと詰まった
ケーキになったので
すごい良かったなと思います」
森崎
「真狩感ハンパないね!」
藤尾
「試食してみて改良点とか見つかった?」
阿部さん
「ユリ根と紫イモとイチゴ…
それぞれがすごく主張しているので
どれかを控えてもいい気がしました」
真狩高校の生徒たちが作った
オリジナルクリスマスケーキは、
今月23日水曜日午前11時から、
道の駅フラワーセンター内にある
高校生カフェ「ラ・ミッカ」で
30個限定で販売されます。
生徒たちのアイデアがぎっしり詰まった
クリスマスケーキをぜひ味わってみてください。
【問い合わせ】
北海道真狩高校 ℡0136-45-2357
佐々木「将来の夢は?」
阿部さん
「生産者の想いも届けられるような
パティシエになることです。
(そのために)卒業まであと少しですが
私たちが作り上げてきたラ・ミッカを
後輩たちにもしっかり受け継ぎつつ
野菜を活かしたお菓子作りが出来るように
色々試行錯誤していきたいと思います」
森崎
「しっかりしてるよ。よく分かってる。
さらに美味しくして
みんなをビックリさせてくださいね!」
最後に生徒さんからメッセージです。
阿部舞子さん、佐藤羽蘭さん、藤村修弥くん
そして真狩村のイメージキャラクターゆり姉さん
「私たちが通っている真狩高校では
2013年度から特色ある新コースとして
有機農業コースと野菜製菓コースがスタートし
スペシャリストを目指して日々勉強してます。
1学年1クラスなので学年を超えて仲が良く
一人一人活躍できる場がたくさんあります。
農業・製菓に興味がある人は真狩で一緒に
勉強しましょう!月に2回ほど私たちが作る
お菓子も販売していますので
ぜひ真狩村に遊びに来てください。
まってま~~す!」