山川さんはじめ十勝和牛の生産者が
肉質向上のために通うという
道内唯一の枝肉市場へ。
この日はちょうどセリが行われていました。
【場所】ホクレン十勝枝肉市場
森崎「うわ~迫力あるね!」
谷浦先生「すごい…」
河野「でかいでかいでかい…」
森崎
「ここに集まっているみなさんとは??」
佐々木
「セリの様子いかがでしたか?」
泉先生
「牛が骨と肉の塊の状態で次々とと出てきて
しかも思っていたよりも大きかった…」
森崎
「値段が決まるのがすごくスピーディー!」
A5やA3など聞いたことがあるか
と思いますが仲買人の人達も競り落とす
参考にするという‘肉の格付け’。
A、B、Cのランクや1~5の数字には
意味があるんです。
佐々木
「どのように評価されてランク付けされる?」
景川さん
「肉の第6・第7ろっ骨の間を切開して
①ここの胸最長筋の霜降り具合または肉の色、
②バラ肉の厚さ③脂肪の厚さ
これらを総合的に判断して格付けが決まります」
景川さん
「このAというのが1頭の枝肉から
どれくらいの肉の量がとれるか?
歩留りの基準を表していまして
Aが一番とれる」
そしてアルファベットは
皮・骨・内臓などを取り除き、
どのぐらい肉が残るかを表したもの。
同じ体重の牛でも個体差があるので
よく取れるものからA・B・Cとランクをつけて
います。つまりA5は質のよい肉がたくさん
とれるという事を表しているのです。
A5とC2(交雑種)見比べてみると…
河野「C2…充分に美味しそう!」
景川さん
「Cなので脂が多く赤肉の量が少ない
ということになります。
ただ今の赤肉志向の中では
逆にこういったものを好まれるお客さんも
増えています」