あぐり王国 放送内容

2015ǯ1226土
こだわりの十勝和牛をいただきましょう!


格付けは‘日本格付け協会’
が確かな知識を持って行います。
先程セリに参加していた仲買人の方々は
資料を参考にしつつ自らの目で確かめて
値段をつけているのです。



河野
「山川さんがここでエダニクの状態を見て
 『あの時のエサのやり方どうかな?』
 勉強されるとおっしゃってました」



景川さん
「例えばですね…胸最長筋という筋肉は
 牧草などをたくさん食べると
 ここの芯が太くなります。
 そのあと配合飼料をたっぷり食べてくると
 霜降りが入ってきます。



 若いころに牧草をふんだんに与えて
 骨格や赤肉の部分を育てたあとに
 配合飼料を食べさせて中に霜降りを
 いれていかないと牛としてのバランスが
 とれてこない」

森崎
「だから途中でエサが変わったんだね」

エサのやり方や内容によって
肉質に変化が出る牛肉。
十勝和牛の生産者は
飼育方法の答え合わせとして
枝肉の確認を行っているのです。





生産者が丁寧に育て地元で取引された
‘十勝和牛’を料理人の立場から
応援しているお店もあります。
馬渕善範さんは十勝和牛の美味しさにほれ込み
魅力を広めたいと常時
メニューを提供しています。

【十勝農園】
帯広市西1条南9丁目6番
℡0155-26-4141





ではいただきましょう!
まずは
“十勝和牛ローストとジャンボマッシュの
 カルパッチョ”。

森崎
「今日見た光景を忘れずに感謝の気持ちで
 いただきたいと思います」

ひと口いただくと…

泉先生、目がビックリ状態!

そして一言…「おいしい!」

森崎
「しっかりと味が広がりますよね!
 かみしめるほどにお肉のうま味が出てきます」





お次は十勝和牛のビーフシチュー!
馬渕シェフ
「胸の肉ですね。そこの脂と赤身のバランスの
 良い部分を柔らかく炊き上げてます」

そしてハンバーグも!

森崎
「しっかりかみごたえのある
 ガシガシ食べたいお肉のハンバーグです」





馬渕シェフ
「赤身の味ですね。これが十勝和牛の特徴だと
 思っています…
 スネ肉は赤身ってイメージがありますけども…
 しゃべりすぎ?大丈夫ですか?
 スネの部分にもサシが入っているんですよ。
 ですからこういうハンバーグになります」

河野「和牛マニアでしょ?」

馬渕シェフ「和牛マニアです!」

河野
「そんなに愛している方が 
 作っているのがいいですよ」





馬渕シェフ
十勝和牛を売っていこう!
 育てていこう!という想いが詰まったお肉。
 ですからこれから十勝が伸びていくうえで
 十勝を代表する食事の1つ 
 になると思っています」




‘十勝和牛’という名前は
地域団体商標登録されています。
これは特色ある地域づくりの一環として、
特産品を強く押し出して行こう!というもの。
生産者のみならず地域で十勝和牛を
PRしていこうという表れなんです。



森崎
「今回学んだ牛の命…
 お肉をいただくことに関しては
 橋の経験で何か変わってでしょうか?」

谷浦先生
「30か月を一生懸命飼育されて
 食卓に出された時に牛の生きてきた証しを
 アピールできるとおっしゃってましたよね。
 あんなことを授業の中でも伝えていきたい
 と思います」

泉先生
「自分子どももいますし“いただきます”って
 心を込めてって言ってましたが
 実際に見た今では感覚が違う!
 本当に(命を)いただいている。
 そしてそのおかげで自分も生きている。
 関わっている多くの人も生きていて
 全てが繋がっている…
 子どもたちが自分たちの目で見なければ
 と思えるようにどんどん伝えていきたいと
 思っています」

河野
「十勝和牛って高級な和牛じゃないですか。
 だからこれだけ世話をして一生懸命
 考えて育てている。でも同じように
 ホルスタインや交雑牛なども全部に対しての
 感謝の気持ちを持ち続けなければと思います」

森崎
「野菜だって命なんです。
 だから絶対お肉を焼きすぎて焦がして
 食べられなくしたり、痛ましたりしたら
 ああいうことば一番勿体ない!
 あと残しちゃいけない!
 食べましょう!」




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