あぐり王国 放送内容

2016ǯ02��27����土��
葯置床とはなんぞや?


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こちらの施設では
現在、直播き栽培用として使われている品種、
‘ほしまる’バージョンアップする研究
行っているということ。

岩田さん
「こちらは“ほしまる”という品種を
 低温下に置いていたものです。
 ほしまるは発芽は出来るんですけど
 発芽できる種子の割合が低いんです…
 もしこれをもっと発芽できるようになれば
 播種(ハシュ:種をまくこと)に使う種の量を
 減らすことができますし
 また収量も安定してとれるようになります」





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藤尾
「今でも充分、主力品種だけど
 さらに良くしようとしている。
 大谷翔平に170キロ
 投げさせるようなものじゃ?」

佐々木「さらにね…」





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そんな“ほしまるにかけ合わせているのが
ポルトガルの品種‘アロズダテラ’。

岩田さん
「アロズダテラは寒い中で発芽して
 大きくなるのは得意なんですけども
 美味しくなかったり…
 病気に弱かったりと良くない所も
 多く持ってる外国の品種です。
 ここでは“ほしまる”の美味しさや
 早く花を咲かせるという良い所をそのままに
 アロズダテラの発芽性だけを
 ピンポイントで取り込む!
 という研究をしています」





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森崎・佐々木「はあ~(感心する)」

藤尾
「でもそんな簡単には行かないでしょう!」





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佐々木
「どんなやり方で品種改良を
 しているんですか?」

岩田さん
葯培養(やくばいよう)という方法です」

藤尾「ヤクバイヨウ??」

セナ「聞いたことない…」

岩田さん
「植物は1つの細胞から元の植物体を
 再生させる不思議な性質を持っています。
 葯培養(やくばいよう)というのは
 葯というのは雄しべのことなんですけど
 1つの葯(雄しべ)から
 元の植物体を作り上げることです!」





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葯(やく)、おしべから植物体を作る
葯培養(やくばいよう)とは!?

まず通常の品種改良は
両親を掛け合わせても数世代は
特徴がバラついてしまいます。
そこで何代も何代も栽培をして
性質を安定させる事が必要なんですが
これだと何年も何年もかかってしまいます。

そこで「葯培養」という方法を取り入れると、
より短い期間で性質を安定させる事ができます。
とても画期的な方法なんです。





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そんな葯培養は
4つの行程に分かれています。

まずは穂のサンプリング
培養に必要な葯をとるために、
適した葯が入っている穂を選びます。

続いては葯置床(やくちしょう)。
どんな作業なのかというと…





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詳しいお話を移動してお聞きします。

森崎
「ここは絶対実験する場所だね!」

佐々木
「新しい言葉の葯置床とは?」

岩田さん
「稲の穂の1粒1粒から未熟な花粉を含む
 葯(雄しべ)を取り出して
 培地に置くことです」


穂のなかに黄色く透けて見えるもの。
これが葯(やく)です!





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これを取り出し、
特定の栄養が入っている培地にのせるのです。

森崎「うわ~」





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藤尾
「雄しべって小さいんですねえ」

では実際の作業を見せてもらいましょう!  



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