あぐり王国 放送内容

2016ǯ0305土
エノキタケの生育過程をみていこう


ということで、一行が向かったのは
「エノキ茸培養センター」。
愛別のエノキタケについて
生産者「農業組合法人ヒット」
西村和美さんに
詳しく教えていただきます。
施設の中では一体何が行われているのでしょうか。





西村さん
「ここはエノキタケの
菌床(きんしょう)を作る場所です」

森崎
「キノコは菌類なんですけど
 野菜にしてみれば大地「土」にようなものを
 菌床(きんしょう)と言います」





西村さん
「こちらはキノコを栽培する瓶です。
 瓶の中に原料を詰め込む作業を行っています」

森崎
「つまり…キノコはこの瓶でできる!」

ショウマ「えっ!」
ミヅキ「想像つかないです!」





愛別のエノキタケは菌床栽培と呼ばれる方法で
生産されていますが、
その菌床に使われている原料はというと…



西村さん
トウモロコシの芯、ビートパルプ、
 米ヌカを配合したものです。
 これに水を加えて混ぜ合わせて
 詰め込みをします。
 これはまだ菌は入ってません」




原料を詰めた瓶はフタをしてから高圧殺菌釜と
呼ばれる釜に入れ、
120度の温度でおよそ5時間半。
しっかり殺菌処理を行います。

西村さん
「(殺菌釜の中に)1万本入ります」





このあと徹底した衛生管理がなされた無菌室で、
液体状のエノキタケの菌を菌床に注入します。
そしていよいよ菌の培養が始まるのです。



さっそく培養棟へやってきました。

佐々木「大量だあ~」

森崎「あったかい!」





西村さん
「培養棟と言いまして
 エノキの菌をまわすところです。
 エノキの菌がまわってくると
 だんだん白くなってきます



培養棟ではおよそ1ヶ月かけて
菌を成長させます。
最初は茶色だった菌床も、
培養が完了する頃になると…

ミヅキ「全然違う!」

森崎
「瓶の下のほうまで
 びっしりと菌がまわってる!」

藤尾
「瓶の表面だけじゃなくて
 中も真っ白になるんですか」

西村さん
「中のほうまでまわっています」




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