菊地さん
「ミルクの集荷の車が来るまでにやらないと…
普段の作業が5時からだとすると
その2時間前にやらないと…」
4人で会話しながら牛舎に向かうと
奥様の亜希さんがすでに作業されてました。
河野
「ちょっと…待ってくださいよ。
菊地さんから想像した奥さんよりキレイ!」
こらこらこら…と突っ込まれつつ
作業の流れをお聞きします。
菊地さん
「エサやりのお手伝いをしてもらいたいな…」
藤尾「分かりました!」
菊地さん「よろしくお願いします」
スコップでエサをすくいとって
牛の口元に置いて行きます。
菊地さん
「牛が早くしてって雰囲気が…」
藤尾
「早くあげないと隣の牛がとってくね」
菊地さん
「そうなんですよ!
そういうのに気づくってとても大事ですよ」
もうドタバタの三人です。
河野
「汗かいてきた…
いつもの取材ってあぐりっこの事も考えて
自分のペースでいいよって言ってるけど
今やってるけど
牛さんのペースに合わせなきゃいけない。
だからペースが尋常じゃない!」
菊地さん
「牛乳って何から作られてるって聞いたら
たいてい牛って答えますよね。
牛はいつになったら牛乳を出すんでしょう?」
河野「子供を産んだら」
菊地さん
「そうですよね。
人間と同じように赤ちゃんを産んでから
1年くらいしたら自然と牛乳が出なくなります」
午後4時。搾乳の時間です。
搾乳ブースに牛さんたちが移動します。
菊地さん
「では搾乳体験をしてもらいます。
うちでやるのは観光牧場でやってるような
手で絞って出たでた!というのと違います」
菊地さん
「搾った牛乳は菊地牧場の牛乳として
必ず誰かのお口に入るものなので
そういうのを意識しながらやって頂けたら…」
河野「お願いします!」