あぐり王国 放送内容

2016ǯ0402土
雪の下から小麦が!ビックリ!


森崎
「ここが冬の北海道の畑ですね… 
 ご覧ください!」

今井シェフ「もう雪しかない!」

森崎
「これが北海道の自然です」





今井シェフ
「これ…どこに小麦があるの?」

森崎
「どこにあるかって思いますよね。
 まだまだ北海道は寒いでしょ」

今井シェフ
「寒い!東京にはない寒さだね!」





小麦生産について詳しく教えていただく、
生産者の萩原英樹さん。
小麦のほかにも、大豆やビートなど、
およそ36ヘクタールの畑で農業を営んでいます。

今井シェフ
「ぼくすごく楽しみで!
 雪の中に小麦があることが不思議!」





森崎「小麦は…どこですか?」

萩原さん
「実はみなさんのすぐ後ろにあります」
 
今井シェフ「本当に??」

森崎「これが小麦畑です!」





今井シェフ
「全然意味がわからない!」

憧れアナ「私もわからないです」

雪原を歩いていると-

萩原さん
「この辺、掘っちゃいましょうか」

今井シェフ
「踏んでていいんですか?」

萩原さん「全然大丈夫です」





ではスコップで掘ってみますが…

森崎
「そんなんじゃ全然ダメだ!
 もっと腰入れて!
 スコップを刺して!腰入れて!」

憧れアナ「シェフしっかり」

森崎
「この人、包丁より重いものを
 持ったことないからね」





萩原さん
「出ましたよ。
 これが越冬した小麦なんです」

今井シェフ
「え~え~え??
 ただの葉っぱでしょ?
 いやーなんで?」





萩原さん
「雪が降る前にはが5枚~6枚まで成長して
 越冬するんですよ」

今井シェフ
「自分の頭の中が…
 これで生きているんですよね?」

萩原さん「もちろん!生きていますよ」

初めて見る道産小麦の冬の状態に、
とまどいを隠せない今井シェフ。
ここで小麦の栽培スケジュールについて
生産者の萩原さんに教えていただくことに。





萩原さん
「小麦は種をまく時期によって
 大きく2つに分かれるんです。
 春に種をまく小麦を【春まき小麦】、
 秋に種をまく小麦を【秋まき小麦】
 と言います」



萩原さん
「この小麦“ゆめちから”という品種は
 秋まき小麦で初めてパンにも
 中華麺にも向くという品種なんです」

森崎
「“ゆめちから”めっちゃうまいっす。
 香りも良いしチカラもあるしね」

萩原さん
「まさにイタリアの小麦デュラムに
 負けないくらいの品種特性があります」
 
今井さん「すごいな」

秋に種をまいて冬の厳しい寒さに耐えて育つ、
北海道を代表する小麦品種の「ゆめちから」。
ゆめちからを含めた小麦は、
北海道農業にとって重要な役割を担っています。




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