あぐり王国 放送内容

2016ǯ0416土
無駄なく使い切る!醤油レシピ


醤油を搾る作業は自然の圧力だけではなく、
機械でも布をプレスして、さらに搾ります。
その際、搾り切った布の中に残るものが
醤油粕(しょうゆかす)なんです。



マヤ
「カレー粉みたい。甘い感じの臭いする」

北川「甘いね」

食べてみると…

森崎「うん…ふつうに全部食べられる!」

斎藤さん
「これは牛さんのエサにしています」





北川
「醤油造りって無駄がないんですね」



醸造した醤油は、味や色など、
品質に問題がないか厳重な検査が
行われたあとボトルに詰めて出荷。
現在、道民の醤油は
ひと月におよそ8000本が製造され、
消費者のもとへ届けられています。



森崎
「北海道の醤油を今後どうして
 いきたいですか?」

斎藤さん
「醤油の消費量は確かに
 どんどん落ちているのは確か…
 その中で北海道のメーカーとして
 地元の原料や水にこだわり
 古い設備を最大限活かして
 醤油造りを守っていきたいと思っています」





じゃじゃん!もんすけです。
北海道のおいしい大豆と小麦で作る
道民の醤油。
明治24年創業の福山醸造は
歴史ある建物や伝統の製法を大切にしながら、
醤油作りを行っているんだよ。

福山醸造 工場長 澤田明夫さん
「北海道の醤油というのは
 昔は本州から運んできただけで
 回船問屋をやっていたときは
 その一役を担っていたわけですが
 北海道で作りたいという想いが
 明治24年の操業に繋がったと思います。
 それからはずっと絶やさず
 北海道で作った醤油を道民に供給したいという
 熱い思いで作ってきたんだと思います。
 その中で醤油の原料である大豆も小麦も
 北海道でもいっぱい作ってますよね。
 なのでせっかく道民の方が作ってくれた農産物を
 僕らも少しお手伝いさせて頂いて
 北海道ならではのもっと新しい商品を
 作っていけたらいいなって思ってます」

道民の醤油が全国にもっともっと
広まってくれたら僕たちもうれしいよね。





和食の伝統調味料、醤油。
その栄養価と塩分の摂取を抑える
上手な取り入れ方を荒川先生に聞いてみたよ。

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「醤油は大豆を原料として発酵させて作ります。
 そうすると大豆成分からアミノ酸や糖分、
 香り成分、有機酸が出てきて
 特に発酵の過程でアミノ酸と糖が反応して
 アミノカロイド反応が起きて
 この過程でできるメラノイジンという物質は
 強い抗酸化性を持っていて
 体内でも酸化が抑えられたり
 そういった働きをもっています。
 素晴らしい調味料なんですけど
 如何せん塩分の過剰摂取に繋がってしまう。
 したがって適量を上手に使う!
 あとは香辛料・食酢・ダシを一緒に使うことで
 少なくした塩分が感じないくらいの
 美味しさを感じることができます。
 したがって調理でもそういう工夫をされるのが
 いいのかなと思います」
 
みんなも醤油のかけすぎには十分注意して
おいしく料理を味わおうね。





では福山酒造の道民の醤油を使った
オリジナル料理を福山醸造の
フードコーディネーター白井敦子さん考案の
道民の醤油を使ったオリジナル料理を
いただきます!

白井さん
「こちらの雨竜にんにく醤油を使って
 フランスパンをトーストします」

さあどんなお料理ができるのでしょうか?
詳しい作り方はレシピコーナーをご覧ください!





4月2日のクイズ
「JA道央の生パスタの原料は、
  何という品種の小麦だったかな?」


正解は「ゆめちから」でした。





みなさんこんにちは。
今日はJAバンクが取り組む
食育教育について紹介するよ。

JAバンクでは子どもたちに農業を
もっとよく知ってもらうための
様々な活動に取り組んでいます。

先月29日には、食と農業のつながりが
分かりやすく解説された教材本とDVDが、
北海道教育委員会に贈呈され、
道内1114校の小学校や特別支援学校の
みんなに渡されるんだって。
この教材本とDVDは、2008年度から、
のべおよそ1万1000校!
41万人以上の子どもたちへ配布されています。
地域や農業に貢献しているJAバンクならではの
取り組みだよね!
以上もんすけの週刊あぐりニュースでした!




(C)HBC