あぐり王国 放送内容

2016ǯ0430土
ブランドを守る種イモ農家さんを訪ねた!


「こんにちは~」

親子4代に渡って「今金男しゃく」を
生産し続けている日置(ひおき)勇馬さん。
札幌ドームと同じくらいの広さの畑で
栽培しています。ハウスの中に入っていくと-





森崎
「うわ~男しゃくイモいっぱい!
 いもいもいもいも…」



森崎
「なんでみんなこっち向いてるの?
 テレビ用なの?」

日置さん
日光に当てて芽を出している所です」





日置さん
「いまは種イモを切って
 畑にまく準備をしています」

森崎
「みんな種イモってわかる?」





森崎
「このジャガイモが種になる!」

日置さん
「今金町には種イモを生産する農家
 みなさんが食べるジャガイモを生産する
 農家があって、うちでは食用のイモを
 作るための種イモを生産しています」

憧れ
種イモ農家さんと食用農家さんと
 分かれているんですね。 
 初めて知りました」





今金男爵は種イモから食用まで、
すべて町内だけで一貫生産されています。
そのため生産量にも限りがあり、
より付加価値が上がっているんです。
そんな今金男しゃくの特徴とは?



日置さん
「デンプン質が高くて
 とてもホクホクしていると思います」

森崎「どれくらい高いの?」

日置さん
「一般的なジャガイモで約12~13%。
 今金だと約15~20%

森崎「えええええ~高い!」





じゃじゃん!もんすけです。
デンプン量が多いほど、
ホクホクしてるといわれるジャガイモ。

今金町は昼と夜の寒暖差が大きくて、
デンプンを蓄えやすい
栽培環境なんだって!

さらに60年以上前から「男しゃく」に
こだわって、品質向上に努力し続けてきた
今金町の生産者の皆さん。
その思いが極上のホクホク感を
つくりあげてきたんだね~!





憧れ
「今金男しゃくの種イモを作るには
 ポイントがあるとお聞きしたんですが」

日置さん
「通常の食用の種イモの場合ですと…
 このように切り分けてしまいます」

森崎
「これが実際にになるんですね」





日置さん
「これを機械に入れて畑にまきます。
 しかし今金の種イモ栽培用の
 種イモの場合ですと…
 溝があるまな板を使います」

さてこの細工をしたまな板を使って
種イモを切るとどうなるのでしょうか?




(C)HBC