「こんにちは~」
親子4代に渡って「今金男しゃく」を
生産し続けている日置(ひおき)勇馬さん。
札幌ドームと同じくらいの広さの畑で
栽培しています。ハウスの中に入っていくと-
森崎
「なんでみんなこっち向いてるの?
テレビ用なの?」
日置さん
「日光に当てて芽を出している所です」
日置さん
「いまは種イモを切って
畑にまく準備をしています」
森崎
「みんな種イモってわかる?」
森崎
「このジャガイモが種になる!」
日置さん
「今金町には種イモを生産する農家と
みなさんが食べるジャガイモを生産する
農家があって、うちでは食用のイモを
作るための種イモを生産しています」
憧れ
「種イモ農家さんと食用農家さんと
分かれているんですね。
初めて知りました」
日置さん
「デンプン質が高くて
とてもホクホクしていると思います」
森崎「どれくらい高いの?」
日置さん
「一般的なジャガイモで約12~13%。
今金だと約15~20%」
森崎「えええええ~高い!」
じゃじゃん!もんすけです。
デンプン量が多いほど、
ホクホクしてるといわれるジャガイモ。
今金町は昼と夜の寒暖差が大きくて、
デンプンを蓄えやすい
栽培環境なんだって!
さらに60年以上前から「男しゃく」に
こだわって、品質向上に努力し続けてきた
今金町の生産者の皆さん。
その思いが極上のホクホク感を
つくりあげてきたんだね~!
憧れ
「今金男しゃくの種イモを作るには
ポイントがあるとお聞きしたんですが」
日置さん
「通常の食用の種イモの場合ですと…
このように切り分けてしまいます」
森崎
「これが実際に種になるんですね」
日置さん
「これを機械に入れて畑にまきます。
しかし今金の種イモ栽培用の
種イモの場合ですと…
溝があるまな板を使います」
さてこの細工をしたまな板を使って
種イモを切るとどうなるのでしょうか?