あぐり王国 放送内容

2016ǯ0528土
最新のレトルト術とは?


八十川さん
「食加研は食産業を技術面からサポートする
 研究開発を行っているところです。
 道産食品の新しい使い道を開発するための
 研究にも取り組んでいます」

森崎
「道産食材の新しい使い道!」





八十川さん
「例えば“ゆきぴりか”を使った味噌ですが
 機能性の面で着目されている
 イソフラボン成分がたくさん入っている
 新しいタイプの味噌になっています」



八十川さん
「色々な新製品を次々と出していくつもりで
 頑張っています!」

森崎
「八十川さんの中での一番のセルフトップ
 サービスってなんですか?」





八十川さん
「自分の中でですか??
 いやいや自分はまだ若輩者で…」

森崎
なにを~そんな風にみえませんよ~」

大下
高倉健さんみたいですねえ(笑)」





なんとも謙虚な八十川さんですが、
その研究内容には自信あり!
ということで今回は食品加工研究センター、
通称「食加研」が誇る3大加工技術に注目!

一つ目は
「鮮度とおいしさを長く保つ!
最新レトルト技術」です。

森崎
「すっかり私達も研究員の仲間入りですね」

最新のレトルト技術について教えていただくのは、
研究員の梅田智里さんと東孝憲さん。





そもそもレトルトとは調理済みの食品を
「パウチ」と呼ばれる袋に密封し空気を遮断。
そのあとレトルト殺菌機という機械を使って、
120℃以上の高温加熱
袋の破裂を防ぐための加圧を4分以上行います。
そうすることで菌を無くし、
常温での長期保存を可能にする技術なんです。
そして気になる、現在のレトルト技術とは?



森崎
「今どういう進化を遂げているんですか?」

梅田さん
「私たちの研究では出来るだけ
 味や食感・香りをそのまま保って
 おいしい状態で長期保存できる
 技術の開発に取り組んでいます」

森崎
「ただですよ!私たちはもぎたての野菜とか
 新鮮なものをたべられる時代ですよ。
 なかなかそこまでにはレトルトは
 達していないでしょ?」





東さん
「舌で確認してみてください!
 ゆでた男爵イモを2種類用意しています。
 1つは生からゆでたイモ、
 もう1つはレトルト処理をしたイモです。
 実際に食べ比べてみて、どちらがレトルトか
 当ててみてください!」
 
森崎「それは分かるでしょおおお」



ということで最新のレトルト技術の
高さを確かめるべく、
「ゆでた男爵イモ」の食べ比べをすることに―

おいしさ・鮮度・食感などに
どれくらい違いがあるのか。
レトルト加工されたジャガイモを
見破ることはできるのか?

AとBを目隠しをして食べ比べますよ…





微妙な表情のまま、食べ比べ終了。
それぞれレトルトだと思う方はどっち?

あれれ…AとBで3:2に分かれました。

大下
「どっちもあま味があってどっちも美味しい!
 どっちかなって言うと…
 (Bの)表面が加工された感じがしました」

アヤノ
「両方甘いんだけどAの方が甘かった」

森崎
「Bがナチュラルにイモをそのまま
 ゆでた感じがしました!」

ヒロト「同じ(意見)!!」

森崎
「しいて言うと…
 そのままはB
 レトルトはAだと思いました」

果たしてレトルト加工された男爵イモは?




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