なかなか使用用途が広がりずらい小豆を
何に変身させるのでしょうか?
吉川さん
「これから小豆を粉にします!」
森崎「小豆粉?」
吉川さん
「小豆粉にする機械がコチラ。
ピンミルといいます。
ピンが1万5千回転します!
この中に豆を入れると粉ができます」
ちなみに粉砕する際の機械音は、
ジェットエンジン並み!
キーーーーーン
さて数分後には-
吉川さん
「できました。
色の赤っぽいのが小豆っぽいですね」
さわってみると…
ヒロキ「すごい!やわらかい」
アヤノ
「すごいサラサラして細かいし
触っていて気持ちいい!」
香りをかいでみると…
あぐりっこ「小豆のにおいする!」
アヤノ「お赤飯みたいな匂いする」
吉川さん
「今まであんこや甘納豆しか
できなかったものから洋菓子ができる!」
森崎
「小麦粉の代わりに小豆粉ってこと?」
吉川さん
「そうです!小豆粉を100%使った
マドレーヌを作って頂きたいと思います!」
森崎「マドレーヌ?そんなの無い無い~」
ということで佐藤さんにマドレーヌ作りを
ご指導いただいました。
材料は卵・砂糖・油・塩・水・ベーキングパウダー
そして小豆粉です。小麦粉は一切入りませんよ。
作り方も普通のケーキと同じです!
マドレーヌの生地ができたら型に入れて、
あとは焼くだけ!
さあどんなマドレーヌができるかな?
北海道の食産業を技術面からサポートする
「食品加工研究センター」。
施設の中には加工用の機械が色々あるんだよ!
ちなみにこれは食品を真空状態で凍らせて
乾燥する「フリーズドライ」の機械。
お味噌汁なんかに、よく使われているよね!
こちらは100℃を超す高温の水蒸気で
「蒸す」と「焼く」を短時間で同時に行うマシン。
うま味を逃さず色鮮やかに調理できるんだよ!
「食加研」の研究以外にも商品開発を目的として
各地のJAや一般企業などにも
利用されてるんだって。
僕もおいしいものを開発してみたいな~
さあマドレーヌが焼けました。
なんとロールケーキも!
吉川さん
「帯広のケーキ屋さんアン・パルフェで
作っている小豆粉のロールケーキです。
小麦粉は一切入ってません」
憧れ「小豆のツブツブが見えますね」
吉川さん
「十勝産にこだわっていてクリームの中にも
しっかり小豆が入っています」
まずはマドレーヌをいただきま~す!
ヒロト「うん!おいしい!パリパリしてる」
■アン・パルフェ
住所)帯広市西2条南9丁目20
電話)0155-29-2364
純正あずきロール 1200円(税込)
アヤノ
「あっ本当だ!パリパリしてる!」
吉川さん
「表面がパリッとしていて中がソフト」
ホントかどうか食べてみよう…
リーダーがひと口食べてみると…
パリッ…パリッ…
森崎
「これパリレーヌだわ~
すごい奥行きのある甘さじゃない~」
憧れ
「小豆の香ばしさがすごく引き立っている」
続いて小豆粉のロールケーキもいただきます。
アヤノ
「ふわふわして…
中のクリームと外の生地があってて美味しい」
ヒロト「豆の味が濃い!」
森崎
「これ大ブレイクの兆しですね」
吉川さん
「そうなってくれると嬉しいですね」
森崎
「小麦粉・米粉に次ぐのは豆粉だ!
なかなか誰も思いつかないようなアイデア!
不可能を可能にするところから
研究って始まるのかもしれないねえ」
食加研のみなさんは日々、私たちの食を
よりよくすべく研究しているんですね。
研究所といっても遠い存在じゃなくて
とっても私たちに身近な存在だと
感じた1日でした♪
みなさんこれからも頑張ってください!
正解は「おにぎり」でした。