

森崎
「土の館って珍しいですねえ」
田村館長
「日本で唯一の土の博物館です!」
森崎「ここにしかないんだあ」
田村館長
「耕す機械の専門メーカー
スガノ農機が設立・運営をしています」

森崎「農機具メーカーさんがやっている」
田村館長
「なので農機具から見た
北海道開拓の歴史や
農業における土づくりの大切さを
伝えるために活動しております」

土づくりのスタートは「耕す」こと。
「スガノ農機」は『プラウ』と呼ばれる、
畑を耕す農機具の開発や製造販売を行っています。
まずは耕すことのプロに
その重要性がわかる場所へと案内して頂きます。

森崎
「こちらは世界の農耕の歴史を探る場所」
田村館長
「ここは人類で初めて…
どこから農耕が始まったのか?
そして日本にどう伝わったのかを
農機具を並べて説明しております」



森崎
「これをつけて引っ張ると…?」
田村館長
「土がぐっと動いて持ちあがって
起きるんですね!
見るのが一番早いです。見ますか?」
森崎「見たいです!」
田村館長
「裏の畑あるんで見ますか。行きましょう」


田村館長
「これはクワですね!
青木先生が持っているのが上富良野町の方が
開拓の時に使っていたとされるクワです!
実は土の館に展示されてるやつです!
上富良野は土が重いですから
剣先が尖っていて丸くて小さいですね」
憧れアナ「すごい!」
田村館長
「これは三本クワ。間が空いていて
粘土地などを起こすクワですね。
窓グワは穴があいてまして
ここから土が抜けて軽く耕せるので
万能的に使われるクワです」
それぞれタイプの違うクワを使って、
土を起こしてみます。
まずは家庭菜園ではスコップを使っている
青木先生から…

まず頭上から振り落として引っ張ります。
田村館長
「あんまり引っ張らないで耕す!
手前に引くだけで…」
青木先生やってみますが…
田村館長
「浅いですね!もうちょっとがっつり入れないと」
森崎「どんどんダメ出しでますね」
青木先生「疲れます!!」
続けて初めてクワを持ったという石澤先生も…
石澤先生
「ちょっと無理かもしれないです!
耕せてる感じがしないです…」
田村館長
「土にクワが深く入っていきませんね」
大木
「全然入んない!気を抜くと全然入らない!」