さてお次はトラクター博物館へ―
森崎「おおお~すげーー」
憧れアナ「蒸気トラクター??」
田村館長
「110年前のカナダ製の蒸気トラクターです。
実際に動かすとシュッシュシュッシュって」
土づくりの歴史と功績を伝える土の館には、
生産者から寄贈された、
かつてのトラクターを展示する博物館も!
昭和30年代を中心に実際に活躍していた
トラクターおよそ80台が色とりどりに並びます。
青木先生
「うち(北海道科学大学高校)は
自動車科があって古い自動車があるので
うちの生徒が来たら喜びそうです」
森崎
「連れたきたらいいしょ~社会見学で!」
お隣のトラクター博物館にはナント!
森崎「ベンツだあ~」
大下「フィアット!イタリアだ」
森崎「うわポルシェ!!」
憧れアナ「すご~い」
今では貴重な有名外車メーカーのトラクター。
当時、家1軒の値段よりも高かったといいます。
森崎
「こういうのに乗ってね
広い畑を走るっていうのは
農家の方も楽しかったでしょうね!」
田村館長
「そういう農家さん
いっぱいいたんじゃないでしょうかね」
森崎
「俺ポルシェのトラクター乗ってるぜって!
モチベーション高かったんじゃない?」
じゃじゃん もんすけです!
土づくりの大切さを現代に伝える土の館。
昔のトラクターのほかにも、
道内各地の『土づくり』がわかる
標本も展示されているんだよ~
これは90年前に起きた
十勝岳噴火の泥流被害から、
土を耕すことで見事に復興したことがわかる
土の巨大標本。
高さ2メートルもの泥流が
流れ込んだ上富良野の農地。
しかし生産者たちは決してあきらめず、
山から土を運んで被害前と同じように、
再び農作物が実る土を作ったんだって。
土の歴史を知ると
食べ物へのありがたみも感じるよね
土を起こし、苗を植え、作物が実る。
100年以上繰り返されてきた
北海道農業の歴史。
今回「土の館」で、
その基礎となる『耕す』体験を通じて、
先生2人が感じたことは?
森崎
「教育者として学生が目の前にいたら
今日の経験で役立つことってありますか」
石澤先生
「土をしっかり耕して、その中の微生物を元気して
その栄養が野菜にいって
それが私たちに届いているんだよって…
生物が繋がっているということを
授業の中で伝えたいと思います」
青木先生
「生徒も我々も頭の中で耕して
柔らかくして色々なものを吸収して…
そういう生徒を育てたいなと思いました」
憧れアナ「家庭菜園のヒントありました?」
青木先生
「とりあえず明日クワを買って耕します!」
森崎
「良かったクワで~
トラクターを買うって言ったら
どうしようかと思った!!」
収録から数日後、青木先生のご自宅を伺うと…
おっ本当にクワを買ったんですねっ!
青木先生
「キレイに掘り起こせる!
スコップとクワでは土の感じが全然違う!
土を掘っていたらミミズがいっぱい出てくるので
これは良い土だなあと思って。
はやく(ブルーベリーを)収穫して食べたい!
今年うまくいけば来年夢が広がるなあ」
そして食べる専門だったという石澤先生も…
ちゃんと手伝ってますね!
石澤先生
「あの後、庭に興味が出たので
毎日様子は見ています。
手をかけたらその分おいしい良いモノが
できるような気がするので
収穫の時期が楽しみです!」
みなさん、こんにちは!
今日はこの番組に届いた、
嬉しいニュースについて紹介するよ。
このほど「日本マーケティング大賞」と呼ばれる、
商品やサービスを消費者により良く繋げた
活動を表彰する審査会で
「あぐり王国」が地域賞を受賞しました。
番組を通じて北海道農業の
ブランド向上に努めてきたことが
高く評価されたんだよ。
生産者を主役にして農業を発信する番組は、
世界でも珍しいんだって!
香港や台湾、タイでも放送され、
北海道の食の安全と食育の大切さを
伝えてきたことも、
評価のポイントになったんだよ~
この秋で400回目を迎える「あぐり王国」。
これからも応援よろしくお願いします!
以上もんすけの週刊あぐりニュースでした!
正解は「網走市」