

気温が上がると水分が出て
葉がしなってしまうので、
収穫は早朝4時頃から行うのだとか…
根元にたっぷりと水分を溜め込みピンと張った、
みずみずしい状態で収穫していくんです。
さらに…

金澤さん
「行者菜は生育が早いから
収穫が終わった株からもすぐ伸びてくる!」
森崎「今切った株からまた…」
金澤さん
「伸びてくる!これが2~3日前に収穫した株」
ニラと同じように刈り取っても
1ヶ月ほどで伸びてくる行者菜の葉。
シーズンに2回から3回収穫できるんです。
しかも…

金澤さん
「1回植えたら5年ぐらいは収穫できるんです」
森崎「来年もここで?」
金澤さん
「来年もまた新しい芽が出ます」
森崎
「農家さんにとっても
効率が良い育てやすい
手間のかからない…」

金澤さん
「いや~その手間が次の段階でかかる…。
収穫の後の選果の段階で
手間をかけてる!」
森崎「選果もご自身で?」
金澤さん
「袋詰めまでやっています。
そのままスーパーまでいきます」

収穫した行者菜は生産者自ら選別し、
袋詰めまで一貫して行います。
手間がかかるという、その工程とは?
金澤さん
「まず下の泥とかホコリを
吹き飛ばす作業をしていきます」

プシューーーーー
行者菜の根元についた土や余分な皮を、
機械で一気に吹き飛ばします。
あぐり一行「うわ~」
森崎「予想以上!」
憧れ「風で吹き飛ばしているんですね」
金澤さん
「土だけじゃなくいらない葉っぱも飛ばす」
こうしてキレイにした後、
人の手で選別していくのですが…

金澤さん
「雨の日やホコリがついているときは
葉を1枚1枚拭いて
出荷しています」出荷しています」
北川「え~すごい手間…」
森崎「1個1個ですか?」

森崎
「いや~拭いてるもん。1本1本…」
金澤さん
「濡れた状態で出荷をすると
痛むのが早いので
キレイに1本1本全ての葉を拭いている!」

憧れ
「1本1本拭きながら左右に分けているのは
何でですか?」
金澤さん
「商品として出荷できないものは外す!」
左側は規格外なんです…
森崎
「これ細すぎるの?
いいじゃん細くたって~!!」

金澤さん
「やっぱりうちらのブランドとして
出す以上は責任感を感じて
やっています!」
1枚1枚 葉を拭き、
サイズや見栄えが少しでも悪いと、
商品として出さないという徹底的なこだわり。
こうして選び抜かれた行者菜のみが
出荷されるんです。