あぐり王国 放送内容

2016ǯ0625土
手間をかける選果作業とは…


気温が上がると水分が出て
葉がしなってしまうので、
収穫は早朝4時頃から行うのだとか…

根元にたっぷりと水分を溜め込みピンと張った、
みずみずしい状態で収穫していくんです。
さらに…





金澤さん
「行者菜は生育が早いから
 収穫が終わった株からもすぐ伸びてくる!」

森崎「今切った株からまた…」

金澤さん
伸びてくる!これが2~3日前に収穫した株」

ニラと同じように刈り取っても
1ヶ月ほどで伸びてくる行者菜の葉。
シーズンに2回から3回収穫できるんです。
しかも…





金澤さん
「1回植えたら5年ぐらいは収穫できるんです」

森崎「来年もここで?」

金澤さん
「来年もまた新しい芽が出ます」

森崎
「農家さんにとっても
効率が良い育てやすい
手間のかからない
…」





金澤さん
「いや~その手間が次の段階でかかる…。
 収穫の後の選果の段階で
 手間をかけてる!」

森崎「選果もご自身で?」

金澤さん
「袋詰めまでやっています。
 そのままスーパーまでいきます」





収穫した行者菜は生産者自ら選別し、
袋詰めまで一貫して行います。
手間がかかるという、その工程とは?

金澤さん
「まず下の泥とかホコリ
 吹き飛ばす作業をしていきます」





プシューーーーー

行者菜の根元についた土や余分な皮を、
機械で一気に吹き飛ばします。

あぐり一行「うわ~」

森崎「予想以上!」

憧れ「風で吹き飛ばしているんですね」

金澤さん
「土だけじゃなくいらない葉っぱも飛ばす」

こうしてキレイにした後、
人の手で選別していくのですが…





金澤さん
「雨の日やホコリがついているときは
 葉を1枚1枚拭いて
出荷しています」出荷しています」

北川「え~すごい手間…」

森崎「1個1個ですか?」





森崎
「いや~拭いてるもん。1本1本…」

金澤さん
「濡れた状態で出荷をすると 
 痛むのが早いので
 キレイに1本1本全ての葉を拭いている!」





憧れ
「1本1本拭きながら左右に分けているのは
 何でですか?」

金澤さん
「商品として出荷できないものは外す!」

左側は規格外なんです…

森崎
「これ細すぎるの?
 いいじゃん細くたって~!!」





金澤さん
「やっぱりうちらのブランドとして
 出す以上は責任感を感じて
 やっています!」

1枚1枚 葉を拭き、
サイズや見栄えが少しでも悪いと、
商品として出さないという徹底的なこだわり。
こうして選び抜かれた行者菜のみが
出荷されるんです。




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