あぐり王国 放送内容

2016ǯ0702土
米どころをPR!田んぼアート!


憧れ
「改めて田んぼアートとはこういうものです」

セナ「すごい」
トア「きれい」
ハルノ「めちゃ色がハッキリしてる!」

森崎
「色の組み合わせで見せてるんだね」

ハルノ「田んぼだとは思えない!」

森崎
「こちらの旭川の田んぼアートは
 あぐり王国ではヘリコプターに乗って
 見に行ったんだよ」





色の異なる複数の鑑賞用の稲を植えて、
田んぼに絵や文字を描く「田んぼアート」。

1993年に青森県の田舎館(いなかだて)村で
村おこしの一環としてスタートしたのを機に
道内でも旭川の東鷹栖(ひがしたかす)地区が
10年前から田んぼアートに取り組むなど、
現在、全国20箇所以上で行なわれています。





憧れ
「田んぼアートをやろうと思った理由は?」

斎藤さん
「北海道の水田発祥の地であり
 道内有数の米どころ 
 ということを
 PRするために取り組みました」

森崎
「へ~でも大変ですよね?」





斎藤さん
「GPSを使ってピン刺し…
 函館高専の協力を得てGPS測定器で
 ピンを刺して糸を引っ張って、
 ここに何植える…という目安をする。
 委員みんなで2日間かけてやりました」

森崎
「うわ~大変だったね…
 辞めてもいいと思いませんでしたか?」

斎藤さん
「辞めても良かったかなあ…(笑)」

森崎「正直!」





では田んぼをまじかで見てみましょう。

セナ「広い!広すぎる!」

ハルノ
「上から見るとちょっと狭くみえたけど…」

トア
「下から実際に見ると大きさが全然違う」

セナ
「こう見ると気が遠くなる…」





森崎
「こんな細かい絵だと機械が入らない?」

斎藤さん
「田植え機は広い部分です。 
 あとは手植えです!」





森崎
「さっきは上から見た絵だったけど
 もともとどういう設計図?」

斎藤さん「こちらが原画です」

あぐりっこ
「伸びてる!?」「縦に長い!」

森崎
「さっき上から見たときより
 原画で見たほうが
 デッサンおかしいよね??」





じつはすごい仕掛けがあるんです。

憧れ
「正面からみると伸びてるけど
 こうして傾けるとどうでしょう?」

立てていた原画を寝かしてみると…

あぐりっこ「うわ~直ってる!」





憧れ「どうなった?」

あぐりっこ
「さっき(上から)見たのと同じ!」

森崎「全然変わった!」

斎藤さん
「これは遠近法を使っています!」





斎藤さん
「上から見るとキレイなデザインに
 なるように植えています」

田んぼアートの技法は大きく2種類に分かれ、
絵に奥行き感を出す“遠近法”と、
奥行き感を出さない“均等法”があります。

斎藤さんたちは原画のデザインが
縦長であること、
そして絵に立体感を出したいということから、
遠近法を取り入れました。




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