松坂
「ではここでクイズです。
上湧別町と言えば
チューリップが有名ですが
なぜチューリップ栽培が
盛んになったのでしょうか?」
森崎
「え、えぇ~~~なんですと・・・?」
松坂
「実は昭和32年、
少ない面積の農家の収入を増やすには
高収益であるチューリップを育てよう! ということで
町内54戸の農家が
チューリップ耕作組合を結成して
オランダからチューリップの
球根22種類を輸入して
栽培をスタートしたんですって。
3年後にはバンクーバー・
シアトル・サンフランシスコに
輸出もしていたほど
盛んに行われていたんです。」
藤尾
「チューリップって輸出してたの? 知らんかった。
でも今は玉ネギを主力で育ててるんですよね?」
松坂
「チューリップの栽培は
順調に伸びていたんですが、
昭和41年にオランダの球根が
世界市場で値下がりしたため
日本からの輸出が停止。
生産農家が減っていって
年々衰退していってしまい、
違う農作物の栽培へ移行していったんです。
それでも農家の皆さんは
チューリップへの深い愛着から
畑の片隅や 自宅の庭に
植え続けていったんですよ」
森崎
「だから今でも、
あちこちにチューリップが
咲いているんだね!」
そして、そのチューリップ栽培の始まるもっと前!
この地に上湧別町を築いた人たちといえば!
松坂
「屯田兵の皆さんです」
藤尾
「農業されていた人なんですね!」
中島さん
「北海道内には37か所に
屯田兵が配置されましたが
上湧別町には399戸の
屯田兵が入りました。」
中島さん
「これは明治29年に建てられた本物の家です。
北海道遺産に登録されています。
この建物に平均6人が住んでいました。」
中島さん
「ダウンジャケットは無かったのですが
そちら!」
森崎
「ワラで作ったミノでしょ・・・
寒い北海道でこれを着て・・・」」
食事のメニューは「レシピコーナー」に掲載!
驚きの屯田兵ダイエットが!?