あぐり王国 放送内容

2016ǯ0813土
黒さんごを育てる理由は…


上原さん
「うちではオーシャンの他にもう1つ…
 黒さんごという品種もつくっています」

北川「有名なんですか?」





上原さん
「昔は三笠地区は黒さんごの
 大産地だったんですが
 今ではだんだん生産者が減ってきて…」

森崎
「少なくなってきたけど
 上原さんはやってらっしゃる!」
 
上原さん「そうですね!」





果たして「黒さんご」とは、
どんなキュウリなのか…。
早速ハウスの中へ。

メグミ「さっきより大きい!」

ユウセイ「ゴーヤみたい!」
 
憧れ
「明らかにイボの数が増えてませんか?」

森崎「こういうの見たのは?」

ユウセイ「初めて!」





北川
「黒さんごの特徴はゴツゴツしてるっ?」

上原さん
「そうですね!このキュウリは…
 柔らかくて日持ちがしないんです!
 だからなかなか栽培できない…というか
 取扱いづらい品種だと思います」





三笠では、およそ35年前から生産されている
伝統品種「黒さんご」。
その甘味と、やわらかな食感には定評がある一方、
一般的なキュウリよりも収量が少ない上、
曲がりやすく傷みも早いなど、
流通面でのデメリットがあることから
今では上原さんを含め、生産者は数軒のみ…

「幻のキュウリ」と呼ばれる
品種でもあるんです。





ではいただきま~す♪

ユウセイ
「甘いっ!
 オーシャンとは全然甘さが違う!」

上原さん
「オーシャンと比べると黒さんごは
 甘いなあと感じます」





森崎
「オーシャンよりも見た目は激しいんだけど
 味わいは優しいですね…甘くて柔らかくて」

憧れ
「ジューシーですね!食べやすいですね」

上原さん
「一度食べたら病みつきって感じですね」





三笠の特産品でもある伝統品種「黒さんご」ですが、
上原さんが栽培を始めたのは最近のことなんです。

上原さん
新規就農で三笠市に入って来まして
 出身は釧路市です」

森崎
「黒さんごの事はご存知でしたか?」

上原さん
「オーシャン系しか知らなかったです」

森崎「オーシャンって名前は知ってた?」

上原さん
「ごめんなさい。それも知らなかったですね」





食品関係の仕事を辞め、
三笠に就農して7年になる上原さん。
当時はキュウリの品種名すら
わからなかったそうなんです。



上原さん
「キュウリの栽培を始めて
 黒さんごが有名な品種だと聞いて
 できれば三笠の特産品を長く守りたい!
 というのがありまして。
 (ハウス)1棟から始めまして
 今は50メートルで3棟作ってます」

森崎「すごーい」





新規就農だからこそ、
町の伝統品種を大切にしたい。
そんな熱い思いの上原さんに、
生産者ならではの食べ方があるか聞くと…

上原さん「生で食べるか漬物にするか…」

憧れ
「そこでですよ!
 今日はとある方にキュウリ料理の
 アレンジ方法を教えてもらいます!」

森崎
「キュウリにレパートリーあります??」

ということであぐり一同が向かったのは…




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