あぐり王国 放送内容

2016ǯ0820土
朝の3時から収穫スタート!


森崎
「1株から何個収穫できますか?」

能登さん
約15個を目標にしています」

憧れ「こんなに大きいのが15個もできる!」

能登さん
「50mハウスが1棟あります。
1棟で約830株ほど栽培してます。
それで15個計算ですから…」





能登さん
「ハウス1棟で1万個」

アイサ「ええ~すごい」

憧れ「(ハウス4棟で)4万個!」

アイサ「すごい量だ…」





森崎
「毎日どれくらいの量を収穫するんですか?」

能登さん
「単純計算で約800個は収穫します」

夏は陽が昇り始める午前3時ごろ
涼しい時間から作業を行う能登さん。

収穫も赤いパプリカだけではなく…





あぐり一行
「うわ~でかっ!」
「立派!」

ツヤッツヤの黄色のパプリカです。

森崎「キレイだねえ~」





憧れ「うわ~すごい」

森崎
「これが完熟パプリカ?」

能登さん「完熟パプリカ」





憧れ
「いつもはどれくらいの段階で収穫してるの?」

能登さん
「だいだい7割くらいですので…」





そういって能登さんがとってくれたパプリカは
少し青みがかっていました。

森崎
「普段はこれくらいの状態で出荷するんだって。
 これだと黄色が全体に入ってないですよね」

能登さん
「これがスーパーに並ぶ頃には
 ちょうど黄色くなっているんです」





そうなんです!
普段は7~8割に色づいたパプリカを収穫し、
スーパーなど店頭に並ぶ時に
完熟した一番おいしい状態になるよう、
出荷段階で追熟させるんです。



森崎
「それを計算しながら生産者の方々はは
 収穫しているんですね」

能登さん
「秋は涼しくなるので
 もう少し着色(熟して)から収穫します」

憧れ
「そういう工夫もあったんですね」

※たくさんの栽培の工夫をしていた能登さん。
 強い日差しでパプリカがヤケドしないように
 適度に日陰が出来る程度に葉をすいてます。
 茂り過ぎず、葉っぱの日傘ができるよう
 風通しよくしていました。またハウスを35度に
 するとパプリカの着色がよくなるそうです。





じゃじゃん、もんすけです!
カラフルな色合いで料理に彩りを加えるパプリカ!
その栄養価について荒川先生に聞いてみたよ。

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「パプリカはピーマンやトウガラシと同じ仲間。
 ビタミンCがとても豊富!
 ピーマンに比べて約2倍入ってます。
 キュウイなどのフルーツよりも多いです。
 ビタミンCは野菜の中で群を抜いてます。
 
 パプリカの色に関係するカロテン類も豊富。
 赤系はβカロテンやカプサンチンという色素。
 黄色系はトウモロコシの黄色と同じで
 ゼアキサンチンが入っています。
 共に抗酸化作用が強いので
 例えば目や肌への効果が期待できます」
 
見た目も楽しく、栄養もあって、
おいしいパプリカ
赤、黄、オレンジ、ぜんぶ食べてみたいな♪




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