あぐり王国 放送内容

2016ǯ0917土
夢の島で見つけた!紫アスパラ!?


せたな港からフェリーでおよそ1時間半。
日本海に浮かぶ、道南の離島「奥尻島」。



島の周囲およそ80キロの奥尻島は、
北東エリア、奥尻エリア、
青苗(あおなえ)エリア、北西エリアという
4つのエリアがあり、
2800人ほどの人々が暮らしています。



そんな奥尻島は島のシンボルとも言える
様々な奇岩や絶景スポットなど、
大自然が織りなす観光名所が
数多く点在することから、
夢の島とも呼ばれているのです。



奥尻島に到着したあぐり一行は、さっそく、
青苗エリアの米岡(よねおか)地区にいる
生産者のもとへ―

憧れ
「海老原さんという生産者さんです」

森崎
「海老原さん…!?宜しくお願いしま~す」





奥尻島の農業について教えてくれる、
生産者の海老原(えびはら)浩さん。
地元で建設業を営みながら、
農産物の生産を行っています。



海老原さん
「もともと祖母の代から農家をやってまして
 うちの親父の代に農家をやりながら
 建設業をやりだしたんだよね。
 それで今はうちの兄貴と建設業を営みながら
 米・野菜・牛を育てている!」

森崎「そうなんだ」

憧れ「ハウスが見えるんですけど」

海老原さん
「あれが野菜を育てているハウスなんです」





ということで海老原さんが育てる
野菜の栽培ハウスへ。その野菜とは…

海老原さん「これなんです!」

森崎「分かるかな?」

シュンセイ「アスパラ!」

森崎
「シュンセイ。あぐり王国来過ぎだね(笑)…」

憧れ「ベテランですね!」





シュンセイくんの言う通り、
栽培している野菜はアスパラ!
16棟あるビニールハウスのうち、
15棟がグリーンアスパラ、そして1棟のハウスだけ、
ちょっと珍しいアスパラを育てているんです。



海老原さん
「ちょっと下見てごらん!」

ミユ「紫のアスパラ!!」

海老原さん
「これが紫のアスパラなんです」

濃厚な甘みが特徴の紫アスパラ。
奥尻島では海老原さんを含め2戸が栽培。





シュンセイ
「でもおっきく育っているのは緑色だけど…」

海老原さん
これは伸びるとグリーンになっちゃうんです。
 途中までが紫色してますよね!」

憧れ「本当だ!」

海老原さん
「これは伸びて、立茎栽培のアスパラなんです」





紫アスパラの収穫期間は4月上旬から9月まで。

収穫を終えたら、そのまま茎を伸ばして
養分を根に蓄えさせ、
秋にすべての茎を刈り取ります。

そして翌年、新たに芽吹いたアスパラを収穫。
このような栽培方法を、
立茎(りっけい)栽培といいます。




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