奥尻島に到着したあぐり一行は、さっそく、
青苗エリアの米岡(よねおか)地区にいる
生産者のもとへ―
憧れ
「海老原さんという生産者さんです」
森崎
「海老原さん…!?宜しくお願いしま~す」
海老原さん
「もともと祖母の代から農家をやってまして
うちの親父の代に農家をやりながら
建設業をやりだしたんだよね。
それで今はうちの兄貴と建設業を営みながら
米・野菜・牛を育てている!」
森崎「そうなんだ」
憧れ「ハウスが見えるんですけど」
海老原さん
「あれが野菜を育てているハウスなんです」
ということで海老原さんが育てる
野菜の栽培ハウスへ。その野菜とは…
海老原さん「これなんです!」
森崎「分かるかな?」
シュンセイ「アスパラ!」
森崎
「シュンセイ。あぐり王国来過ぎだね(笑)…」
憧れ「ベテランですね!」
海老原さん
「ちょっと下見てごらん!」
ミユ「紫のアスパラ!!」
海老原さん
「これが紫のアスパラなんです」
濃厚な甘みが特徴の紫アスパラ。
奥尻島では海老原さんを含め2戸が栽培。
シュンセイ
「でもおっきく育っているのは緑色だけど…」
海老原さん
「これは伸びるとグリーンになっちゃうんです。
途中までが紫色してますよね!」
憧れ「本当だ!」
海老原さん
「これは伸びて、立茎栽培のアスパラなんです」
紫アスパラの収穫期間は4月上旬から9月まで。
収穫を終えたら、そのまま茎を伸ばして
養分を根に蓄えさせ、
秋にすべての茎を刈り取ります。
そして翌年、新たに芽吹いたアスパラを収穫。
このような栽培方法を、
立茎(りっけい)栽培といいます。