あぐり王国 放送内容

2016ǯ0917土
幻のおくしり和牛とは…?


紫アスパラについて学んだ一行は、
栽培ハウスを離れ大きな牛舎へ…

海老原さん
「この牛舎には肉牛がいます」

シュンセイ「うわ~睨んでる…」

森崎「睨んでるようみ見える?」

憧れ「こっち見てる!大きいですね」





憧れ「真っ黒!すごい大きい!」

シュンセイ「貫録がある」

森崎「何kgくらいあるんですか?」

海老原さん「約700kgあります」

森崎
「うわっ!しっかり肉付よくて逞しい体だね」

憧れ「ツヤツヤしていますね」





海老原さん
「これは、おくしり和牛です!」

奥尻育ちのブランド和牛、
その名も「おくしり和牛」。

海老原さんが育てている奥尻和牛は50頭。
その繁殖から育成、肥育、そして出荷まで
一貫生産を行っています。





森崎「どれくらいで出荷ですか?」

海老原さん
「普通は30か月で出荷するんですけど
 自分の所は26か月で出荷してます」





憧れ
「おくしり和牛の特徴は?」

海老原さん
肉の甘さやわらかさが特徴。
 ミネラル豊富な牧草を食べることで
 塩分を含んで、それで肉が甘くなる!
 環境ですよね…
 牧草など全部奥尻島で確保できる!」





奥尻島には180ヘクタールもの広大な放牧地と、
牧草を育てる為の採草地が60ヘクタールあります。

潮風を浴びたミネラル豊富な牧草と、
のびのびと暮らせる飼育環境が
他にはない美味しさを生み出しているのです。
そして、さらに…





海老原さん
「年間、約10頭の出荷
 しかしてないんですけど
 【幻のおくしり和牛】ってことで
 ふるさと納税の返戻品として食べれます」

森崎
なんですね!」





憧れ
「じゃあ食べたい場合は?」

海老原さん
奥尻町に納税してください!
 そしたら食べれますから!」

海老原さんが大切に育てるおくしり和牛。
せっかくなので、
生後2週間という子牛への哺乳を、
体験させていただきました!





シュンセイ「飲んでる!飲んでる」

森崎
「1回にどれくらい飲むんですか?」

海老原さん「約4リットルです」

森崎「そんな気持ち?」

シュンセイ
「いや~ツバめっちゃ出ている!」

ミルクを与える手から伝わる
子牛たちの力強さを感じながら、
貴重な哺乳体験が終了!





森崎
一生懸命に生きてたでしょ。
 伝わったでしょ、バケツを持つ手から。
 でもこの子牛たちは、
 いつか人間の口に入る。
 それをいただいてる私たちこそ
 一生懸命に生きなきゃなんない…」



森崎
「今、あの子牛たちに言えることって何だ?」

シュンセイ…じっくり考えて
深々と頭を下げて

シュンセイ
「ありがとうございます!」

森崎
「まだお肉には、なんないけどね。
 まだだけどね」




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