さて次にやってきたのは…
森崎「こんな風景もあるんですね」
憧れ「田園風景ですね」
森崎「島の田んぼだよ」
海老原さん
「これは吟風(ぎんぷう)という酒米です」
憧れ
「酒米ということは日本酒の原料となるお米」
海老原さん
「自分んとこ1戸だけ作っているんですよ」
海老原さん
「これは奥尻島の地酒“奥尻”になる米」
森崎
「“奥尻”っていう地酒があるんだ!」
奥尻島は海老原さんを含めて18軒の生産者が、
道南の名産米である「ふっくりんこ」、
そして「ゆめぴりか」、
さらには海老原さんのみが栽培する
酒米の「吟風(ぎんぷう)」といった
3品種を育てる米どころでもあるんです。
地元産の原料で作る銘酒「奥尻」は、
島内外から高い人気を誇っています。
海老原さん
「奥尻の米と水で作っている。
ちなみに去年の酒米の等級は
特等でした」
森崎「すごい!トップ!すごいじゃん」
海老原さん
「そして奥尻島の水を栗山まで持っていく」
お酒はもちろん、
お米の栽培にも欠かせない奥尻島の水が、
重要な役割を担っているのです。
森崎
「特に高い山があるわけではないので
どういう水なんだろう?って思って…」
海老原さん「ブナ林から出るんです」
海老原さん
「ブナの木っていうのは日光を浴びて
水をだす。すごいおいしい水ができるよね。
ここから数キロ先に大きなため池を作って
用水路を作って、
そこから米岡地区の田んぼに
水を引っ張っているんですよ」
森崎「その水がいいですか?」
海老原さん「いいんです」