6学年「もう少し強く!」「ぐいって!」
さあ1年生がマルチに穴を開けるのが
うまく行かないでいると
あっと言う間に回りにお兄さんお姉さんが
集まってきましたよ…
6年生「そのまま縦にぐっと!」
1年生はなんとか穴を掘り苗を植えると…
6年生
「最後に苗を押さえる!」
「苗のまわりをこう…(ジェスチャー)」
1年生は6年生の真似をして押さえます。
先生「これでいいですか」
6年生「はい!」
先生
「ありがとうございます。
みんな分かりましたか?」
1年生「はーい」
こうして、土づくりと苗植えが終わり、
2ヶ月が経った7月。
作物はすくすく生長し、畑も様変わり。
収穫祭を前に、
金井アナも児童達の様子を見守ってきました。
~7月20日(水)~
阿部先生
「いまは育ててきたトマトを夏休み中に
どうやって育てるかの話を聞いてます」
この日は、野菜ソムリエの方を招いて特別授業。
野菜の特性などを学びました。
野菜ソムリエ 中橋賢一さん
「トマトは実が出たら、そこから葉っぱが出て
そこから120°ずつズレて、一周してまた戻る。
なんで120°ずつ出るんだろう?」
男子「光を当てるため!」
中橋さん
「そう、さすがですね。バラバラで出た方が
太陽の光をいっぱい浴びる!」
トマトに関する知識を深め、
生育途中も様々な作業を行うんです。
憧れ「いまどんな作業をしているの?」
女子
「枝が広がっているので支柱に近づけている」
男子
「“誘引(ゆういん)”と言うんですけど
枝の進路が広がらないようにしてるんです」
憧れ
「ユウインって何?」
男子
「誘って、引くって書いて誘引(ユウイン)」
憧れ「はははは!なるほどね!」
憧れアナウンサーもたじたじです…
憧れ
「6年生は野菜に詳しいですね」
阿部先生
「そうですね。6年目ですからね!ははは!
そしてだいたいニンジンが好きな子は
1年生からずっと育てている子もいる!
なので、その野菜が得意になってくる」
憧れ
「さっきもずっとトマト育ててるって子が
いましたよ」
こちらはタマネギ担当の高橋響(ヒビキ)君。
収穫までの生育管理を担う大役を任されました。
憧れ「今の玉ネギの状況は?」
ヒビキ君
「大きくなってきてるから…安心した!
根本に雑草が生えちゃうから
それを抜くのが大変だった…
授業時間を使う時もあるし
休み時間を使う時もあります!」
憧れ「夏休み中も来れそう?」
ヒビキ君
「はい!プールの帰りに育てたりします」
それぞれが最後まで作物を育て上げることで、
自然と野菜への感謝や愛情が
深まっていくんです。