あぐり王国 放送内容

2016ǯ1015土
丁寧でしかもスピーディーな選別・出荷作業


畑で収穫してから選別施設に運び、
箱詰めするまで、なんと2時間以内で行うという
斜里町のニンジン生産。
コンテナいっぱいに詰め込まれたニンジンを運ぶ
トラックを追い、一行は町内の選別施設へ―

憧れ
「こちらが収穫されたニンジンが集まる
 選別施設です」

森崎「立派だねえ~!」





憧れ
「お話を伺うのはJA斜里の河田さんです」

ニンジンの選別・出荷までの流れについて、
JA斜里町の河田さんに詳しく教えていただきます。





河田さん
「さきほどの畑にあったニンジンを
 大きな水槽で粗洗浄します。
 その後に本洗浄します」

収穫されたニンジンのコンテナを
トラックから降ろし、まずは大きな水槽で、
ニンジンについた泥などの汚れを落とします。





憧れ「これ全部入るの?」

コンテナがゆっくり回転し
大水槽の中にニンジンが入っていきます。

森崎
水が跳ねる!跳ねる!
 迫力あるねえ~!」





大量の水と水圧を利用して粗洗浄したニンジンは、
施設内に運ばれてもう一度きれいに洗い、
人間と機械によって細かく選別していきます。
その際、ニンジンの品質を保つための
重要な工程があるのですが…



森崎
「すごいにぎやかです~~~!」

河田さん
「ちょっと音がうるさいです!」





憧れ
「すごいニンジンがツヤツヤしていますね」

森崎「美しい~」





河田さん
氷水を溜めます。収穫したニンジンは
 熱をとってあげることによって
 長くもつことができます。
 なのでいち早く冷やしてあげて
 冷蔵庫で保管します」



とれたての鮮度を維持した膨大な数のニンジン。
JA斜里町では、人間の目だけではなく、
カメラでニンジンの状態を識別する
最先端の選別機も導入しながら、
多い時で1日およそ200トンものニンジンを
処理しています。



選別されたニンジンは、
Sサイズ・Mサイズ・Lサイズなど、
規格ごとに箱詰めされたあと、
真空冷却槽で鮮度を閉じ込めて貯蔵。
収穫からここまでを、
すべて2時間以内で行なっているのです。



森崎「どこに出荷されるんですか?」

河田さん
「主に名古屋大阪
 運ばれるのが半分くらい」

森崎
「ここから名古屋に行ってたんだよ」

翼くん
「斜里町から来たニンジンを普段
 食べていたんだ~」

森崎
「私たち消費者にとっても
 鮮度が保たれたまま食卓にあがるのは
 どうだい?料理をする翼くんどう思う?」

翼くん
「新鮮な食材を使えるっていうのは
 とっても嬉しいです」




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