2016ǯ1112土
♯406 ドキュメンタリー企画 剣淵町軽トラマルシェ編
森崎
「私はいま赤レンガ庁舎前に来ています。
今日は農業・農村フェスタと言って
北海道の美味しい野菜・農産物が
たくさんここに集まっていて
ご来場の方々で賑わっています」
森崎
「見て!ちょっと、オシャレな軽トラが!
荷台に野菜が並んでいるんですね。
わーなんか珍しいのがいっぱい!
こっちはジャガイモです。
あらっビシッとカッコイイ」
男性
「こんにちは。道北の剣淵町から
軽トラ3台出来ました」
森崎
「あれ。なかなか珍しいおイモばっかり」
男性「今日は全部で42種類です」
黒いソムリエ・エプロンに、白いシャツと
ビシッと身なりを整えた男性達。
格好良いですね~
ところで彼らはいったい…?
男性
「実は私達は農業者でして
農業者団体の集まり
【VIVAマルシェ】と言って
その中の活動の1つとして
【軽トラマルシェ】を行っています」
森崎
「ということはですね…
本業は農家さんで(農産物の)出荷をしている。
で農協で流通している。それとは別で
こういった活動をしている!」
ナレーション(憧れアナウンサー)
彼らは剣淵町からやってきた、
若手農業生産者たちのグループ。
その名も「VIVAマルシェ」。
自分たちで作った野菜などを、
軽トラックに積んで
道内外で販売する『軽トラマルシェ』を
開催しています。
マルシェとはフランス語で
「市場(いちば)」の意味。
生産者が自分たちの育てた
野菜や果物などを持ち寄り
「市民の台所」として親しまれてきた
市場のことを指します。
生産者の顔を見ながら
直接購入できるという点が魅力であり、
近年都市圏を中心に増え続けているんです。
お客さんインタビュー
「ピンクとかあってキレイ!」
「ニンジンはオレンジじゃなきゃって話したら
この方がポキッと折ってキレイな色が出てきた!
初めてよね~楽しいですよね」
お客さんインタビュー
「並べ方もキレイですよね…」
この『軽トラマルシェ』に並ぶ野菜は
普段あまり見かけない珍しいモノばかり。
取り扱う野菜の種類は、
なんと300品種にもおよびます。
生産者がつくる、
美味しくて珍しい野菜が評判となり
道内はもちろん、道外へも
活動の幅を広げるVIVAマルシェ。
この意欲的な活動が評価され、数々の賞を受賞、
日本全国から注目されているんです。
森崎
「今回のあぐり王国では
いつもとは違うドキュメンタリー企画で
お送りします。
若い農業者の新しい挑戦に密着しました」
(C)HBC