森崎
「うわー削ってる!そうか!
ろくろを横にして削っていくんだ」
憧れ
「木によって硬さとか違いますもんね」
五十嵐さん
「しかも10枚同じサイズにするのが難しい」
天然木材ならではの風合いを活かしながら、
熟練の技で作り上げるオケクラフト。
この伝統工芸品が、置戸町が取り組む
食育の礎となっているのです。
いったいどういうことなのか、
館長がある展示品を見せてくれました。
尾木ママ
「給食のセット??」
森崎
「置戸町立小学校で使用されている
給食用のオケクラフト!いつから?」
五十嵐さん
「30年経ちますね。
町全体で器と食にこだわって
取り組んできております」
器と食にこだわりたいという思いのもと、
およそ30年前に、
町内の小学校の給食用食器として、
オケクラフトを取り入たのが
食育の原点だったんです。
その取り組みも、今では…
五十嵐さん
「認定こども園・小中学校・高校などで
オケクラフトが使われていますね。
ですからオギャーと生まれた時から
高校生まではオケクラフトに触れている」
地元の工芸品で味わう地域ぐるみの学校給食。
一行は“日本一の給食を提供する小学校”として
今や全国的に注目されている、
地元の小学校を訪ねることに…
尾木ママ
「(学校を見て)
柔らかい感じで温かみがありますね」
森崎
「畑の授業かな?こんにちは~
今は何を掘っているの?」
児童「イモッ!」
森崎「あとでね~♪」
さて学校の中に入ってみると-
憧れ「校舎内が明るいですよね」
尾木ママ
「これはすごいわ。
運動会できるぐらい広い!」
森崎
「木がいっぱい!天井高い!すごい解放感」
憧れ
「今日お世話になる菅教頭先生です」
果たして置戸町が誇る日本一の給食とは?
これからまさに、
給食の時間が始まるということで、
教頭先生に教室まで案内していただきました。
森崎
「今まさに日本一の給食の時間なんですね」
菅済教頭
「そうです。給食の時間です!」
あぐり一行「おじゃましまーす」
憧れ「給食はおいしい?」
児童「おいしい~!」
森崎
「あれ?明らかに小学生の生徒じゃない方が
いらっしゃいますよ」
児童「栄養士の先生!」
置戸小学校の栄養教諭、梶原成美さん。
給食のレシピ考案や調理、
そして児童と一緒に給食を共にしながら、
栄養指導なども行っています。