憧れ
「農業高校らしい面白い授業が
たくさんあると聞きましたけど
今日ってそういう授業あるのかな?」
長谷川さん
「はい!すでに校庭から音が聞こえていると
思うんですけど…」
ということで、
その音がするという学校の敷地内へ-
いったい、どんな授業が
行われているのでしょうか?
森崎
「確かに重機の音が聞こえる!
あれ何してるの?」
長谷川さん
「農業実習のひとつでトラクターの
試乗実習を行っています」
森崎「高校生が運転しているの?」
長谷川さん「いえ!中学生です」
森崎・憧れ「えっっ!?」
長谷川さん
「指導をしているのが高校生です」
森崎
「中学生を高校生が指導しているの?」
長谷川さん「はい!そうです」
森崎「何だ!この学校!」
校庭で行われていたのは
生産技術科の生徒たちによる
トラクターの試乗実習。
しかも地元の中学生を学校に招いて、
高校生が先生役となり、
トラクターの運転技術を教えているそうなんです。
森崎
「あれ運転しているのが中学生?
自動車教習所のおじちゃんじゃなくて?」
憧れ
「でも上手く運転できてますね。
コーンの周りを8の字に走っているの?」
森崎・長谷川さん
「S字だよ!」「S字ですね」
森崎「しかもS字バック。難しいよ」
森崎「みんな興奮しなかった?」
試乗した中学生
「楽しかったです!」
「ハンドルとかリードしてもらいながら
一緒に運転してくれました!」
自分たちが実習で身につけた
トラクターの運転技術を、
地元の中学生へ伝える珍しい授業。
この実習にはどんな目的があるのか?
先生役の生徒に聞いてみました。
憧れ
「今日は間違ったこと教えてない?
大丈夫?」
生産技術科2年 小林 雄輝くん
「完璧!完璧です!」
森崎
「自己採点甘いなあ」