そうなんです!
栄養生理学の研究が行なわれている、
東京・北里(きたさと)大学の協力のもと、
酒かすを与えた牛と、
与えなかった牛を比べたところ、
与えなかった牛のおよそ20%
肉質がやわらかくなったという研究結果が!
現在も研究は続いており、
日々酒かすの量などを調整し、
より高品質なブランド牛を生み出そうと、
チャレンジしているんです。
森崎
「牛肉のブランドなんて簡単に
立ち上がる訳ではないですよね」
松浦さん
「そうですね。今回に関して言うと
旭高砂牛は高砂酒造さん、JAあさひかわ、
ホクレン、旭川市、産業創造プラザなど
オール旭川で、旭川のブランド牛を作る!
というプロジェクトでやらせて頂いてます」
じゃじゃん、もんすけです!
旭川の様々な機関が一体となって、
ブランド化を進めてきた「旭高砂牛」。
それぞれの役割について
JAあさひかわの方に話を聞いてみたよ。
JAあさひかわ 小中和彦さん
「どうにかして
旭川市を盛り上げていきたいと
異業種の人たちに声をかけたところ
盛り上がってきた…ということですね。
旭川市や産業創造プラザさんは
例えば肉カーニバルに出すとか
食べマルシェに出すとかイベント出展を
行っていただいています。
その中で当JAとしては
トータルコーディネートということで
生産者さんや地域の意向をくみ上げてます。
販売はホクレンを通して
まずは地元の方々に多く食べて頂きたいので
旭川近郊のアークスグループ17店舗、
及び北海道内外の一部店舗でしか
取り扱ってません。
地元の旭川を中心にして道内外に
発信をしているところです」
まずは地元・旭川から、
そのおいしさを発信していく「旭高砂牛」。
ボクも食べてみたいな~
今年6月に誕生したばかりのブランド牛
「旭高砂牛」。地元の酒蔵「高砂酒造」の
酒かすを食べて育った牛は、
その出荷方法にも特徴が…。
松浦さん
「単純に大きくなったら出荷する…
という訳ではなくて
我が社では“完熟方式”という
名前を付けて
出荷時期を決めているんですけど
とにかくお肉が一番おいしい時期を
見極めて出荷しています!」
森崎「へえーたまらんなあ~」
通常、月齢で出荷される肉牛ですが、
旭高砂牛は、一番おいしい時期を見極めてから
出荷する「完熟方式」を採用。
一体、どこを見て判断しているのでしょうか?
正さん
「もういいよと、訴えかけるような
動きになるんです」
森崎
「ボクもう食べていいよってことですか」
正さん「そーです!そうです!」