あぐり王国 放送内容

2016ǯ12��17����土��
異業種がタッグを組んでブランド化へー


��松浦さん
「酒かすを食べさせてない牛と比べると
 最大で20%程度
 肉質が軟らかくなった!」



��松浦さん
「牛肉の旨み成分として注目されている
 オレイン酸も上昇傾向があるとか
 いい結果が出ましたね」



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そうなんです!
栄養生理学の研究が行なわれている、
東京・北里(きたさと)大学の協力のもと、
酒かすを与えた牛と、
与えなかった牛を比べたところ、
与えなかった牛のおよそ20%
肉質がやわらかくなったという研究結果が!

現在も研究は続いており、
日々酒かすの量などを調整し、
より高品質なブランド牛を生み出そうと、
チャレンジしているんです。





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森崎
「牛肉のブランドなんて簡単に
 立ち上がる訳ではないですよね」

松浦さん
「そうですね。今回に関して言うと
 旭高砂牛は高砂酒造さん、JAあさひかわ、
 ホクレン、旭川市、産業創造プラザなど
 オール旭川で、旭川のブランド牛を作る!
 というプロジェクトでやらせて頂いてます」





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じゃじゃん、もんすけです!
旭川の様々な機関が一体となって、
ブランド化を進めてきた「旭高砂牛」。
それぞれの役割について
JAあさひかわの方に話を聞いてみたよ。

JAあさひかわ 小中和彦さん
「どうにかして
旭川市を盛り上げていきたいと
異業種の人たちに声をかけたところ
 盛り上がってきた…ということですね。
 旭川市や産業創造プラザさんは
 例えば肉カーニバルに出すとか
 食べマルシェに出すとかイベント出展を
 行っていただいています。
 その中で当JAとしては
 トータルコーディネートということで
 生産者さんや地域の意向をくみ上げてます。
 販売はホクレンを通して
 まずは地元の方々に多く食べて頂きたいので
 旭川近郊のアークスグループ17店舗、
 及び北海道内外の一部店舗でしか
 取り扱ってません。
 地元の旭川を中心にして道内外に
 発信をしているところです」

まずは地元・旭川から、
そのおいしさを発信していく「旭高砂牛」。
ボクも食べてみたいな~





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今年6月に誕生したばかりのブランド牛
「旭高砂牛」。地元の酒蔵「高砂酒造」の
酒かすを食べて育った牛は、
その出荷方法にも特徴が…。

松浦さん
「単純に大きくなったら出荷する…
 という訳ではなくて
 我が社では“完熟方式”という
 名前を付けて
 出荷時期を決めているんですけど
 とにかくお肉が一番おいしい時期
 見極めて出荷しています!」

森崎「へえーたまらんなあ~」





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通常、月齢で出荷される肉牛ですが、
旭高砂牛は、一番おいしい時期を見極めてから
出荷する「完熟方式」を採用。

一体、どこを見て判断しているのでしょうか?





��松浦さん
「実はですね…
 僕もそこはまだ勉強中で…
 が長い経験の中で培った目利きで
 牛の仕上がりを判断頂いているんです」



��ひかり牧場 会長 松浦正さん
「基本的には体型、肉づき、毛づや、
 あと一番大事なのが牛の行動!
 仕上がってない牛って、
すばしっこく動く!
 若者のように動くんですけど
 仕上がってくるとゆっくりとしてきて
 ムダな動きをしなくなりますね」



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正さん
「もういいよと、訴えかけるような
 動きになるんです」

森崎
「ボクもう食べていいよってことですか」

正さん「そーです!そうです!」



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