大広さん
「これ1個作るのに6年くらい
かかるんです」
あぐり一行
「えええ~6年も~~」
大広さん
「まず1年目。培養施設で無菌状態の中で
ユリに1個しかない生長点を培養して増やす。
それが小さいまま畑に植えられます。
すると3年目に少し大きくなります。
これを1枚1枚剥いていきます。
そうすると1枚のりん片(ぺん)から
何個も同じ形のユリが出てきます」
憧れ「へええ~不思議」
森崎
「そうして6年目にやっと出荷サイズになる…」
大広さん
「ほとんど手作業で全部やってます」
森崎「これは機械入らないだろうね」
そして、その6年間も、
当然植えっぱなしという訳ではありません。
そこには、更なる手間が…
大広さん
「毎年、植え替えます!」
森崎「植え替えるってのは…?」
大広さん
「畑を替えます!
同じ畑に植えていると病気にもなるし
それに植え替えないと形も悪い!
めっちゃ大変です…」
憧れ
「どうかなチンさん。出来るかな?」
チンさん「できません…」
森崎「早いなチンさん!」
ではここで収穫作業を体験してみることに。
大広さん
「今日は雨でトラクター入れないんで
これで掘ります」
森崎「よく酪農家でみます」
そうです。農業用フォークを使いますよ。
大広さん
「まずは茎を抜いて行きます」
アマリアさんが茎を引っ張ると…
何も出てきません!
憧れ
「ユリ根は茎の下にあるんじゃ…??」
大広さん
「根の先にくっついていました…」
憧れ
「う~ん??よく分からない!」
森崎
「ユリ根って面白いんだけど
上根と下根があるのよ。
くきーねーゆりねーねー!」
憧れ「へええ~なるほど!」
憧れ
「じゃあユリ根はどこにあるの?」
森崎
「ユリ根はまだ土の中に残っているの!」
ということでフォークを使って
土をかえしていくと…
憧れ
「土がフカフカ…
うわあ~出てきた」