ではハウスの中に入ってみましょう。
オープン!
憧れ
「一面ビッシリ!あぐりっここれは何ですか?」
あぐりっこ
「…えっ?」
あらら。まさかの??
あぐりっこ
「わからない…」
森崎「見ても分からない(笑)!」
触ってみますが…
ナナ「え~っ???」
森崎
「確かに…この状態で見ることは
ないかもしれないですね」
森崎「正解を教えてください!」
神田さん
「はい!ホウレン草です」
あぐりっこ「えええええ~っ」「これが…?」
森崎
「言われても分からない」
神田さん
「ホウレン草の中でも
寒締(かんじ)めホウレン草です!」
あぐりっこ「聞いたことない…」
冬の名寄で栽培されていた野菜は、
「寒締めホウレン草」
通常のホウレン草とは品種が異なり、
耐寒性に優れていて、
葉が縮むように生長していきます。
中でも、最大の特徴が…
神田さん
「甘くなりやすい!
寒さに当てれば当てるほど
自分の身を守ろうとして
糖を溜めるんです」
ナナ
「あの質問なんですけど…
葉っぱに付いてる白い粉は何ですか?」
神田さん
「これね…
寒さに耐えた証(あかし)なんですよ」
森崎
「寒さに耐えた証し??」
神田さん
「葉の水分を外に出して
それが粉のように見えるんです」
あぐり一行「へええええ」
憧れ
「神田さんは寒さに強い?」
神田さん
「あんまり強くないけど、
でも寒いと嬉しいです!
ホウレン草作っているときに
寒さに当たると!」
森崎「へえ~寒締め神田さんですね」
「寒締めホウレン草」は寒さから身を守るために、
体内の水分を外に出し糖分を中に蓄えます。
この白い粒々は、いわば汗のようなもの。
そんな厳しい寒さに耐えた葉を触ってみると…