あぐり王国 放送内容

2017ǯ0114土
極寒という地の利を生かして…


実際に寒さに耐えたホウレン草を触ってみると…

森崎「柔らかいですね

神田さん
「さっきまではカチカチに凍って 
 いましたね」





憧れ
「ええ~ホウレン草が凍っていた?」

神田さん
「強いんですよ寒さに!
 ホウレン草って凍るんですよ」





神田さん
「ホウレン草は凍っても
 日が当たって元に戻って
 また夜になって寒くなって凍って…を
 繰り返すことによって
 糖度を上げていくんですね」

森崎「意外だねえ」

憧れ「不思議不思議~♪」





神田さん
「この前マイナス25℃になった日で
 ハウスの中はマイナス10℃ぐらい!」

森崎
「-10℃のハウスってのが
 言葉自体成り立たない…」





名寄は豪雪地帯なので、
雪よけとして2重構造の
ハウスで栽培しますが、
中に暖房器具はなく、
気温は氷点下になることも。

しかし、その寒さもあって、
病害虫は少なく
低農薬で済むことも特徴的で、
栽培方法には、さらなる秘密が…!





森崎
「肥料はさすがにたくさんあげるんでしょ?」

神田さん
「実はそんなにあげていないんです」

森崎
「え~だって冬の土って栄養が少ないじゃ…」

神田さん
「実はホウレン草を作る前は
 メロンを栽培していたハウスなんです。
 メロンはお盆位に収穫が終わるので
 それから片づけて土壌診断をします。
 土にどれだけ肥料が残っているか?
 必ず残るので!
 それが少なかったら補います」

森崎
「そうか残ってる肥料で十分なんだ」





同じハウスで夏場はメロンやピーマンを
栽培する神田さん。

8月の収穫後、「寒締めホウレン草」の
土づくりが始まり、
9月に種をまき、生育していきます。

そして、名寄の気温が氷点下に近づく11月、
寒締めホウレン草に、
驚きの変化が見られるそうなんです!





神田さん
「地面の温度が5℃を下回ると
 成長を止めて寒さに耐えようとする!」

森崎「自らそうなるのですか?」

神田さん「そうですね」

憧れ「賢いですねえ~」





神田さん
糖度が10度以上になったのを確認したら…」

森崎・憧れ「え?」「え?」

神田さん
「あれ?糖度の話してなかったですか?」

森崎「そんなに甘いんだあ」





森崎
「みんなホウレン草の味のイメージは?」

アヤナ「ちょっと苦い…」

森崎
「苦い!えぐみがね。
 だからしっかりアク抜きをして食べるよね」





神田さん
「そんなアク抜きしなくていいんですよね。 
 うちのは…」

森崎「アク抜きいらないんですか?」

神田さん
「いらないですね~ 
 生でも食べられますんで」

森崎
「パリッてちぎって食べても?」

神田さん「いいですよ!」

森崎「ええええ~~」




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