出産後は、分娩舎で母牛と一緒に
生後5日まで母乳を飲んで過ごします。
そして6日目からは素牛だけを
哺乳舎へと移動させ、
人の手で哺乳を行うのです。
さて哺乳舎へ移動したあぐり一行。
渡辺さん
「ちょうどミルクができあがったので
飲ませてみますか?」
マヤ
「すごい引っ張られてる!
飲みたい気持ちが伝わる」
渡辺さん
「一日に3リットルを2回なので
6リットルも飲んでいます」
森崎
「それはデカくなるわあ」
そして300キログラムほどまで
成長した素牛がいる育成舎へ-
ここでは、出荷月齢となる
生後9ヶ月までの素牛を飼育していますが、
驚くべき徹底したこだわりが…
渡辺さん
「哺乳舎から移動してきたばっかりの
4~5ヶ月齢の牛たちがいます」
森崎「あら~かわいらしい…」
と、一歩踏み込もうとしたところ…
渡辺さん「ちょっとここで!!」
森崎「おっと??おっと!?」
森崎
「土禁??
牛舎で土禁??」
渡辺さん
「そうなんですね。」
森崎
「9年間の体験で
こんなの初めて見ました」
渡辺さん
「普段長靴で牛舎の掃除とか入りますよね。
その時にふん尿や色んな菌が付いてるので
長靴を履き替えます」
森崎・憧れ「へえええ」
出荷段階まで大切に育てた
素牛への衛生管理として、
育成舎のエサを食べる場所は、
綺麗な靴に履き替えて作業を行う渡辺農場。
ここまでのこだわる理由は…