あぐり王国 放送内容

2017ǯ0211土
昔ながらの製法にこだわるベーコン作り


包装室を見学した一行は、
いよいよベーコンの製造が行われている場所へ-

「うわ~すごい!」
「すごーい」「大きい」





「ビックリ~」

なんと目の前に、肉がズラリ!





憧れ「塩を豚肉にすり込んでいますか?」

岡崎さん
「これが乾塩(かんえん)製法になります。
 肉に直接、塩をすりこむ製法になります」

森崎
「これが昔ながらの製法なんですね」





ベーコンの製造は、大きく4つの工程があり、
豚肉を塩で漬け込む塩漬(えんせき)、
そして熟成乾燥、燻製の流れで行います。



塩漬の工程で用いられる「乾塩製法」
塩で豚肉をコーティングして、
じっくり旨味を閉じ込めるという
昔ながらの作り方。

非常に手間暇がかかることから、
現代では豚肉を塩水に短期間漬け込んで仕上げる、
「湿塩(しつえん)製法」が一般的だそうです。





森崎
「乾塩製法の場合、熟成期間は?」

岡崎さん
「7日間以上です。湿塩製法だと2~3日」

憧れ「だいぶ短くなりますね」

森崎
「半分以下だね。
 しっかり長期間熟成している!
 手間と時間をかけているからうまい!」





ここで、塩漬作業をあぐりメンバーが体験!
豚肉全体に、適量の岩塩をすり込んでいきます。

岡崎さん
「これはオホーツク産の豚肉です」

智子さんが塩をすり込み、
ミユちゃんが豚肉をひっくり返そうとしますが
ミユ「重い!!ちょっと怖い」

岡崎さん「3kgぐらいありますね」





およそ3kgの豚バラ肉の表面や側面、
そして凹凸(おうとつ)部分など、
隅々までしっかり塩を擦り込んでいきます。
こちらの工場では、
多い時で1日170kgも行うんです!



マナ「せーのっ!」

ベシッ!!肉をひっくり返します。

森崎「どのくらいの重さ?」

マナ「赤ちゃん!」

さあマナちゃん、しっかり塩をすり込み
隣のテーブルに豚肉を移動させます。

マナ「よーし!YES」

なんか気合いが入ってますよ~♪





憧れ
「全部作業は手作業ですけど
 ベーコンだけじゃないですよね」

岡崎さん
「そうですね…一番大変なのは
 ロースハム充填(じゅうてん)です」

森崎「ハムの充填??」





ハムの製造工程は、ご覧の通り。
ベーコンと違い、
塩水に漬け込む塩漬方法となりますが、
最も大変と言われているのが、
塩漬した豚肉をラップと布で巻き、
紐で固く縛って整形するという
充填(じゅうてん)作業。

どんなものなのか、
岡崎さんに見せていただくことに-




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