森崎
「どうする?ついて行く?」
女子大生「ついて行きたい!!」
じゃじゃん、もんすけです!
19の市町村がある十勝エリアでは、
およそ1200戸の酪農家が、1年間に
およそ113万トンもの生乳を生産しています。
池田牧場で、生乳を運んでいた田澤さんのように、
搾られた生乳の品質検査などを行って、
乳業工場へ安定的に届ける仕組みを
「指定団体制度」と言うんだよ!
この仕組みは、北海道すべての産地で
行われていて、僕たち消費者は、
いつでも安全でおいしい牛乳が飲めるんだ!
大量の生乳を生産している十勝エリアだけど、
JAをはじめ多くの機関で、
酪農家ごとにサンプリングした
生乳の品質検査を行っています!
十勝農業協同組合連合会
畜産検査センター所長 古川研治さん
「消費者の皆様にはここで検査した
結果に基づいて
牛乳・乳製品等の原材料となる
生乳の衛生的な品質が問題ないということを
証明したものを食品の原料として
使ってもらいます。
実際に生産している方にとってみると
自分たちが生産した生乳の栄養成分や
品質結果を通して、自分達の乳質管理や
仕様管理の問題などを見つけて
それを改善することで生産性や所得の向上に
つながると考えます」
生乳を酪農家から乳業工場まで運ぶだけでも、
たくさんの人が、安全安心な品質を守って
くれているんだね!
さて…更別村にある池田牧場で、
バルククーラーに貯蔵された生乳を、
ミルクローリーで集める集乳作業を
見学したあぐり一行。
これから乳製品工場へ
生乳を運搬するということで
田澤さんについていくことに!
池田牧場のほか、120戸の酪農家から集めた
大量の生乳をのせ、
ミルクローリーは更別村を出発。
およそ50キロ離れた、
音更町にある乳製品工場へ-
ミルクローリーがやって来たのは、
国内最大級の乳製品製造工場
「よつ葉 十勝主管工場」。
十勝の9市町村から生乳が集まる巨大工場は、
敷地面積、およそ24平方メートル、
札幌ドームおよそ4個分の広さ!
大量の生乳を原料とした牛乳やバターなどの
製造が行われています。
工場内に入ってきたミルクローリーはまず、
ミルクローリーごと計量されたあと、
生乳の品質をチェックする「受入検査」が
行われます。
憧れ
「さあ受入検査室にやってきました」
よつ葉乳業 東 傑人さん
「実際に酪農家から受け入れた
生乳を検査しています」
森崎「もう大丈夫です」
憧れ「もうたくさん検査をしてきました!」
そうなんですが…