あぐり王国 放送内容

2017ǯ0318土
生乳からどうやって牛乳になる?


よつ葉乳業の受入検査室にやってきました。
徹底的に検査をしていました。

よつ葉乳業 東 傑人さん
「実際に色んな酪農家から集められた
 生乳がタンクローリーに入ってます。
 なので合わさった時に、
 念のために検査しなければいけない」

あぐり一行「へええ~」





ミルクローリーから採取した生乳サンプルは、
脂肪や水分などの成分分析や
品質に異常がないかを改めて検査します。



この受入検査で合格したものだけが、
乳製品の原料となるのです。



森崎
「毎日、異常ない異常なしって
 やっていたらですよ。
 今日も異常なしだろうって
 思ってしまいそうですよね」

東さん
「本当に異常があった時に
 見逃してしまうので
 常に緊張感を持って検査しています」





森崎
「すごい!何項目くらいの品質チェック?」

東さん
「さらにですね。
 生乳から作られた【製品の検査】
 待っています!」

森崎「なに~っ!!」

憧れ「もう大丈夫ですよ~」

森崎
「俺こんな人間ドックだったら嫌だな」





1日約140台ものミルクローリーを受け入れ、
乳製品の製造を行っている
「よつ葉 十勝主管工場」。
受入検査を合格した生乳は、
一時的に貯蔵するための
貯乳タンクに送られ、牛乳やバターなど、
それぞれの製造施設で加工されます。



憧れ
「さあ工場の中にやってきました。
 パネルなどがあって博物館みたいですね」

森崎
「本当!二人ともウキウキだね。
 牛乳のテーマパークみたいだね」

歴代の牛乳パックや乳製品製造の
解説パネルなど、
様々な展示物が置かれた
見学施設「おいしさまっすぐ館」。

更別村の酪農家からミルクローリーを追いかけ、
いよいよ、生乳を加工して牛乳パックへ詰める、
製造ラインを見学させていただきます。





ここでそれまでの工程を展示パネルで
簡単に解説していただくことに!

森崎
「まだまだいっぱいありますね!」





よつ葉乳業 冨樫靖彦さん
「受入検査をして貯乳した後に、
 清浄化ということで
 目に見えないゴミがあるかもしれない…」

憧れ「もうないですよ~」

森崎「あんなにやったもんな」





森崎「それでそれから…」

冨樫さん
「まず牛乳というのは
 “均質化”という工程を通ります。
 脂肪分を圧力で小さい所を通って
 細かく同じ大きさにしていく」





均質化を終えた生乳は、
120℃で2秒間の加熱殺菌をしたあと、
厳重な衛生管理のもと、
牛乳パックに詰める充填(じゅうてん)が
行われます。


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