あぐり王国 放送内容

2017ǯ0325土
♯423 “こうじ”の味と伝統を受け継ぐ!日高町の女性農業グループに注目!編


味噌、醤油、みりん、日本酒、お酢…。
古くから日本で使われてきた調味料。
それらをつくるのに欠かせない材料といえば…、
“こうじ”!
2011年に巻き起こった「塩こうじ」ブームで、
若い世代にも注目された“こうじ”ですが、
今の時代、味噌や醤油は
「作る」よりも「買う」のが当たり前。
その購入量も、30年前と比べ、
半分以下にまで減っているんです。

そんな中、昔ながらの製法を受け継ぎ、
再び「こうじ」の魅力を発信する、
パワフルな集団がいるんです。

今週のあぐり王国ネクストは、
「こうじ」文化衰退の危機に立ち上がった!
農業女性グループの「手づくりこうじ」に注目です。





憧れ
「今日は札幌から車で2時間ほどの
 日高町にやってきました」

森崎
「間もなく聞こえてきそうな
 春の息吹を感じますね」

憧れ
「後ろは田んぼなんですよね」





憧れ
「今日はお米と密接な関係の 
 ある食材に注目します」

森崎「お米と密接なもの?」

ではあぐりっこ~~♪





今回のあぐりっこは…
体を動かすことが大好きな
小学5年生の桑山心(ココロ)ちゃんと、
いろいろな食べ物を知って、食べてみたい!
4年生、中村日向(ヒナタ)くんです。

憧れ
「今日注目する食材はこれです!じゃん」

ココロ
こうじ?(工事のイントネーション)」

憧れ「人の名前じゃないです」

森崎「“こうじ”って聞いたことない?」

ヒナタ「ない!」

憧れ「どんなものだと思う?」

ヒナタ「茶色系??」





森崎
「こうじっていうのは、
 味噌・しょうゆ・酒とか調味料を
 作る素材なんだよ」



憧れ
美容にも健康にもいいので
 私も“こうじ”をお湯に溶かして
 毎朝飲んでいますよ。
 ただ“こうじ”がどういうものなのか
 よく分かっていないので
 今日は一生懸命勉強したいです」



ということで早速、
日高町で「こうじ」づくりを行なっている、
あるグループの活動場所へ-

憧れ「今日お世話になる田中さんです」

日高町の里平(りびら)地区で活動する、
「里平 食楽(しょくらく)カモミールの会」
代表の田中静子さん。
夏場は、お米やピーマンを生産する
農家の奥さんです!





憧れ
「いつから作っているんですか?」
 
田中さん
「昨年の12月末から作っています」



森崎
「最近ですね。そもそもどんなきっかけ?」

田中さん
「ここから23Km離れた所に、ご夫婦でやってる
 “高橋こうじ店”があったんですけど
 高齢になったので辞めようかなって話を
 何年か前に聞いたんです。
 私もそこから“こうじ”を買って
 漬け物とかつけていたんですけど…」

森崎
「もともとお客さんだったんですね」

田中さん「はい!」





今年1月-
昭和初期から90年以上の営業に幕を閉じた、
日高町唯一のこうじ店「高橋こうじ店」。



もともとお客さんとして、
お店の「こうじ」に魅了されていた、
田中さんらカモミールの会メンバーは、
その製法すべてを受け継ぎ、
自宅の小屋を改装。
農閑期である冬限定で、
「こうじ」づくりを始めたんです!


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