あぐり王国 放送内容

2017ǯ0325土
こうじ作りのお手伝いをしよう


田中さん
「ここに“こうじ菌”をふりかけます!」

森崎
「菌をまくんですね」





こうじ菌を見てみると-

憧れ「抹茶塩みたい!!」

森崎
「ふりかけをご飯にかけるみたい!」





「こうじ」づくりに欠かせない「こうじ菌」は、
食品の発酵に有効なカビの一種。
蒸した米にふりかけ、菌を繁殖させることで、
デンプンやたんぱく質を分解する「酵素」が働き、
うま味やあま味などの成分を生み出して
くれるんです。



田中さん
「一粒一粒の米にこうじ菌をなじませます!
 もむように、やさしく!」

憧れ
「全部手作業なんです。
 かき混ぜれば混ぜるほどいい香りがする」

森崎「玄米茶のような香り」





じゃじゃん!もんすけです!
日高町の「こうじ」の伝統を受け継いだ、
カモミールの会。
昭和初期には、町に数軒あった「こうじ店」も、
今年ついにゼロ軒に…。メンバーにつくり方を教え、
最後まで営業を続けてきた「高橋こうじ店」の
3代目ご夫婦に、その思いを聞いてみたよ!

高橋好(よしみ)さん
「先祖から受け継いだ作り方とか
 これで終わりかな~と思うと
 さみしい…っていうのがあったんだけど
 カモミールの会がやってみようかって事で
 受け継いでくれる人がいて良かったな」





好子さん
ホッとした感じ。安心しました」

カモミールの会がつくった「こうじ」の出来は、
どうだったの?
 
好さん
「ほとんど同じ!うまく出来ましたよ!
 昔の作り方でなるべく長くやってもらいたい!
 それだけですね」

高橋さんご夫婦から、4代目としてバトンを
受け取った、カモミールの会!
皆さんの「こうじ愛」を感じるよね!





さてここで、あぐりメンバーも
お手伝いさせていただくことに!

米が蒸し上がりましたよ~

森崎
「湯気がすごいすごい!映ってますか?」





まずは大きなヘラを使って
米を返していきます。



田中さん
「手で返してもいいですよ」

森崎
「金井さんは手でやってみて!」

田中さん
熱いですよ。本当に!」





憧れ
「あ~アッツイな…
 アツッ!!!」

ぶーん

米、飛んだ…

森崎「ちょっとやめてよ」
憧れ「すみませんすみませんすみません…」

田中さん
熱いですよ!って言ったので、ね…
 気を付けてください!!」





米が熱すぎると、
こうじ菌が死滅してしまうので、
繁殖しやすい温度まで冷ましてから、
まぶしていきます。

やさしく丁寧になじませたあとは?




(C)HBC