食味検査を見学した一行は続いて
枝肉保管庫へ。
そこには食肉用として加工された十勝若牛が…
シュンセイ
「いや……あまりにも衝撃的で…
筋肉の感じがすごいリアルで…」
トア
「さっき見た牛の大きさのままでビックリした。
さっきまで白黒だったのが…」
吉国さん
「今ここで見ている枝肉は吉田牧場の枝肉」
リーダー
「普段は私達は全く目にしない風景ですけど
毎日こうやって行われている。
こういう風にいのちを頂戴している。
“いただきます”って言葉の意味を
目で見てわかってくれたと思う」
シュンセイ
「“おいしい”“おいしくない”じゃなくて
大事に食べないとダメだなって」
トア
「牛だけじゃなくって魚とか他の食べ物も
感謝して食べないといけないな…」
リーダー
「そうだね。すごく大切なものを受け取って
くれたかなと思います」
リーダー「全頭ですか?」
吉国さん「全頭です」
こうして、「食味」と「画像」の
科学的なデータをもとに、
生産者、JA、フードサービスらによる
話し合いが行われます。
それぞれが意見交換し、ブランド維持と
更なる品質向上を図っているんです。
北海道を代表する菓子工房『もりもと』。
150種類以上のパンの中でも
1番人気のカレーパンに、
今年2月から十勝若牛を使っているんだって!
そこには、おいしさはもちろん、
清水町への支援の意味も
込められているんだよ。
もりもと パン部 次長 足立利雄さん
「昨年の台風被害の復旧に道内企業として
協力したかったというのもありまして、
一番人気の商品であるカレーパンに
十勝若牛を使用することができれば
いいのではないかと思い採用しました。
少しコゲめをつけるような形で
存在感を出すようにすることと
コゲめをつけることによって
コクがしっかり出るところも工夫しています。
牛肉特有のクセが全然なくて
ヘルシーでありながらジューシーなので
とてもカレーとマッチしています」
■十勝若牛の贅沢カレーパン160円(税込)
一部販売していない店舗もあります。
「もりもと」のほかにも、
インターネット関連会社「ヤフー」の社員食堂で、
十勝若牛のステーキ重が提供されて、
行列ができるほど大好評だったんだよ。
弁当チェーンの「ベントス」でも、
十勝若牛のお弁当が販売予定なんだって。
どれもおいしそうで、ボクも食べたいな!