ではブラッシングの道具を見てみましょう。
ブラシは用途の違う2種類を使って行います。
まずは前山さんがゴムブラシのお手本を…
ゴシゴシゴシ…
リーダー
「気持ちよさそう!うっとりしてない?」
前山さん「気持ち良いと思います」
まず毛の下の汚れを浮き立たせます。
前山さん
「これをやった後に、手入れブラシを
縦に使うんじゃなくて横にして
はらう感じです!
毛並を整えながら残った毛を払う!」
リーダー
「ブラシをかけた所がキレイになってる。
美しい~!」
森
「ブラッシングする・しないで
市場での評価が変わってくるんですね」
前山さん「そうです!違うんです」
マッサージ効果もあるという大切な
ブラッシング作業。
あぐりっこは、上手にできるかな??
二人とも上手ですよ~
リーダー「カーペットみたいだねえ」
前山さん
「センスありますね。大きくなったら
うちで働いてもらいたいですね」
森
「ブラッシングのあと他にはどんなことを
やるんですか?」
前山さん
「競走馬にとってツメは非常に大事なので
月に一度切ってもらいます」
森「えっ?この蹄を切るってことですか?」
これから見学するのは、
「削蹄(さくてい)」というヒヅメを切る作業。
まず、装蹄師(そうていし)の設楽巧喜さんが
馬の歩き方をチェックすることから始まります。
森
「股に挟んでやるんですね…
馬は痛くないんですか?」
設楽さん
「痛くないような所を切ってます。
古い角質をとっている感じです」
角質を削り、周囲をペンチでカット。
最後はやすりが出てきました。
設楽さん
「これで平らに仕上げていきますね」
リーダー「かっこいい~」
競走馬にとって蹄(ヒズメ)は、
第2の心臓とも言われるほど重要な部分。
この削蹄によって馬の歩く姿勢を矯正したり、
筋肉や関節などに関わる、
様々な病気を予防してくれるのです。
そしてさらにこのあと、重要な作業が…
前山さん
「このあとにウオーキングマシンです」
リーダー
「それ富裕層がジムでやるやつでしょ?」
ということで、
そのウォーキングマシンがあるという
厩舎の外へ出てみると…