



リーダー「そうやって刺すと…」
高橋さん
「6.0度。ちょっと酸性に傾いてますね」
まずは、酸度を計測する機械で、
土の状態を知ることが大切です。

雨は酸性の値が高いと言われ、
土壌が酸性に傾きがちです。
酸性が強いまま作物を植えると、
根が傷み、植物が育ちにくくなるので、
酸性・中性・アルカリ性に分かれる酸度を、
多くの野菜が好む、中性から弱酸性に
近づける必要があります。
一体、どのように調整するのか…?

テーブルになにやら用意されました。
リーダー
「何でしょう?土じゃない」
高橋さん
「たい肥が三種類と、
それと苦土石灰(くどせっかい)があります。
これが中和剤みたいなものなんですね」
リーダー
「苦い土と書いて苦土石灰(くどせっかい)」
と話していると、森アナウンサーが…

なぜか顔をしかめっ面!!
リーダー
「どうして苦い顔をしているの?」
森
「苦そうだなあ~と思って…」
リーダー
「漢字のイメージだけで??(笑)」

アルカリ性の炭酸カルシウムである
「苦土石灰(くどせっかい)」は、
酸性土壌を中性に近づけてくれます。
粉状よりも、粒状のものだと、
初心者でもまきやすいんです。
ユウリ「なんかビー玉みたいな感じ」
高橋さん
「どのくらいまくか?ですが
1㎡あたり100gくらいです。
その時にたい肥も一緒にまいてすき込む!」

石灰と共に欠かせないのが「たい肥」。
そもそも「たい肥」とは、
落ち葉などの有機物を微生物の力で分解し
発酵させたもの。
石灰と一緒にすき込むことで、
土をやわらかくし、
保水性や排水性にすぐれた、
バランスの良い土にしてくれるんです。
高橋さん
「バークたい肥は木くずです」
牛ふんたい肥の臭いをかいでみると…
ユウリ「そんなに匂いはしない!」

リーダー「生ゴミたい肥って?」
高橋さん
「これは私達は学校給食に
トウモロコシやカボチャを
提供しているんですけど…
調理するときにクズでますよね。
カボチャの種だとかキャベツの芯…
そういうものを集めてたい肥にしてます」
においを嗅いでみると…
タマキさん
「土の香りがします。
生ゴミと言われなかったら普通の土のにおい」
高橋さん
「もう少し良いネーミングをつけたらいい…」
