あぐり王国 放送内容

2017ǯ0513土
土に触れて感じたこと…


苗の植え付けは、
肥料を蒔いてから3~4日後に行います。



最低気温が10度以上になれば
植え付けのサイン!

北海道では「マルチング」と呼ばれる、
土をフィルムで覆い、
地温を上げて生育を促進することが多く、
雑草防止や土の乾燥予防など
様々な効果があります。

そして、植え付けの時にはこんな注意点も…。





高橋さん
「同じ場所に同じ作物を続けて植えると
 土の性質が偏ってしまうんですね。
 それで4種(ナス科・アブラナ科・マメ科・
 ウリ科)を大きく分類してます。
 これを同じ所に植えると連作障害が起きて
 うまくいきません。なので回していきます。
 自分の畑を四分割して、毎年ずらしていく。
 だいたい4年ぐらい間隔を空けると
 また同じものを植えても大丈夫です」



野菜の属する科目によって、
畑の場所を毎年入れ替えて植える「輪作」。
家庭菜園だけではなく、
北海道の農業では広く行われています。
土壌バランスを保ち、農作物を安定して
生産するためにとても大切なことなんです。



タマキさん
「ベランダ菜園のミニトマトが
 1年目はよくとれたのに
 2年目にちゃんと実がならなかったのは
 連作障害だったと今わかりました。
 それは実はならないわって分かったので
 それを知っただけでもベランダ菜園に
 活かせるので勉強になりました」



高橋さん
「うまくいく事だかりではないですよね。
 失敗から色々な事を学んでいくのが大事!」



これまで経験していなかった、
家庭菜園の基礎「土づくり」。
今回の体験を通じて、
あぐりっこ親子が感じたことは?

リョウガ
「ミニトマトを家で作っている時は
 ほとんど手伝いしてなかったけど
 今日色々学んだことで
 ちょっと手伝ってみたいなあと思った」





アキコさん
「しっかり教えてもらう機会はなかったので
 ちょっと一歩踏み出してみようかなっ!」



アキコさん
「とりあえず…
雑草抜きを主人に頑張ってもらって!」

 





収録から数日後…。
ユウリ君・アキコさん親子のご自宅に
伺ってみると…?
手付かずだったはずの庭に、
家庭菜園のスペースが!

アキコさん
「主人と一緒に作りました。
 重い腰が上がらずに毎年いたので楽しみ」
 
習った通りに、石灰とたい肥を蒔いて土起こし!
家族で仲良く楽しそう!

アキコさん
「今までになかった時間なので
 2人にとっても勉強になるし
 そういう家族の時間が持てるのは
 すばらしい事だと思います」

友里くんの弟の千紘(チヒロ)君
「お水がんばります♪」

-----------------------------------
5月6日のクイズ
「春にも収穫される、
 洞爺湖町の野菜は何だったかな?」

正解は「ゴボウ」でした




(C)HBC