森「ハウスは何棟あるんですか?」
佐藤さん
「苗を育てるハウスも合わせて…
19棟あります!」
森「何種類の野菜を育てているんですか?」
佐藤さん「全部でね…20種類かな~」
リーダー「多いですねえ」
では早速「青梗菜」を栽培しているハウスへ―
佐藤さん「どうぞ~」
リーダー「うわ~いっぱいあるうう」
森「みどり~!」
リーダー「グリーン」
あぐりっこ「アオバンサイ~」
リーダー
「みんながアオバンサイと言ってるものです。
見たら何かわかったかな?」
ゴウ「アオバンサイ!」
リーダー「見てもアオバンサイ…」
複数の品目を栽培する佐藤さんの中でも、
1番多いのがこの野菜!現物を見ても
わからなかったあぐりっこに正解を発表!
佐藤さん「チンゲン菜です!」
キアラ
「あっチンゲン菜だった~♪」
リーダー
「見てください、このゴウの顔…
チンゲン菜だって」
ゴウ「うんうん!」
リーダー「聞いた事ある?」
ゴウ「ない!!」
リーダー
「青をチンと読むのは中国の読み方ですよね」
森
「青椒肉絲(チンジャオロース)とかだ」
佐藤さん
「これは“艶帝(えんてい)”という品種で
寒い時期でもグングン成長します。
ほかにもニイハオという品種もあります」
チンゲン菜の品種のひとつ「艶帝」は、
寒さに強いほかにも、
新鮮さが際立つ濃い葉の色や、
病気にも強い特徴があり、
栽培しやすいと言います。
季節ごとに数品種を栽培するという
佐藤さんですが、
そこには、驚きの栽培サイクルが!
森
「寒さに強いという話がでましたが
こちらが栽培スケジュールです」
リーダー
「1月中旬からずーっと8か月も
種まき・育苗するんですか」
佐藤さん
「一週間に1回ずつまいてます!
だいたい40日くらい」
リーダー
「40日で育つ!!
でも1週間おきに種をどんどんまいていく。
収穫・出荷も8ヶ月!」
リーダー
「まいた傍から次から次…
ポンポンと出てくるわけだ」
森「忙しいですねえ」
道内では比較的暖かく、
降雪量も少ない伊達は、ほぼ1年中、
ハウス栽培を行っています。
中でも徐々に気温が上がり始める
この時期から、道内に先駆けて
葉物野菜の出荷がピークを迎えます。
道内産と道外産が少ない時期を埋めるように、
消費者の需要に応えているんです。