あぐり王国 放送内容

2017ǯ0527土
今が旬のチンゲン菜に出会った!


森「ハウスは何棟あるんですか?」

佐藤さん
「苗を育てるハウスも合わせて…
 19棟あります!」

森「何種類の野菜を育てているんですか?」

佐藤さん「全部でね…20種類かな~」

リーダー「多いですねえ」





では早速「青梗菜」を栽培しているハウスへ―

佐藤さん「どうぞ~」

リーダー「うわ~いっぱいあるうう」

「みどり~!」

リーダー「グリーン」





あぐりっこ「アオバンサイ~」

リーダー
「みんながアオバンサイと言ってるものです。
 見たら何かわかったかな?」

ゴウ「アオバンサイ!」

リーダー「見てもアオバンサイ…」

複数の品目を栽培する佐藤さんの中でも、
1番多いのがこの野菜!現物を見ても
わからなかったあぐりっこに正解を発表!





佐藤さん「チンゲン菜です!」

キアラ
「あっチンゲン菜だった~♪

リーダー
「見てください、このゴウの顔…
 チンゲン菜だって」

ゴウ「うんうん!」

リーダー「聞いた事ある?」

ゴウ「ない!!」





伊達で栽培されていたのはチンゲン菜。
1970年代に広まった中国野菜で、
中華料理などに使われる、
日本にも定着した野菜です。



リーダー
「青をチンと読むのは中国の読み方ですよね」


「青椒肉絲(チンジャオロース)とかだ」





佐藤さん
「これは“艶帝(えんてい)”という品種で
 寒い時期でもグングン成長します。
 ほかにもニイハオという品種もあります」

チンゲン菜の品種のひとつ「艶帝」は、
寒さに強いほかにも、
新鮮さが際立つ濃い葉の色や、
病気にも強い特徴があり、
栽培しやすいと言います。

季節ごとに数品種を栽培するという
佐藤さんですが、
そこには、驚きの栽培サイクルが!






「寒さに強いという話がでましたが
 こちらが栽培スケジュールです」

リーダー
1月中旬からずーっと8か月
 種まき・育苗するんですか」

佐藤さん
一週間に1回ずつまいてます!
 だいたい40日くらい」

リーダー
40日で育つ!!
 でも1週間おきに種をどんどんまいていく。
 収穫・出荷も8ヶ月!」





リーダー
「まいた傍から次から次…
 ポンポンと出てくるわけだ」

森「忙しいですねえ」





道内では比較的暖かく、
降雪量も少ない伊達は、ほぼ1年中、
ハウス栽培を行っています。

中でも徐々に気温が上がり始める
この時期から、道内に先駆けて
葉物野菜の出荷がピークを迎えます。

道内産と道外産が少ない時期を埋めるように、
消費者の需要に応えているんです。





リーダー
「夏から秋にかけて一気に色々な野菜ができて
 スーパーがほぼ北海道産野菜で
 埋まるんです!とても嬉しいんですが
 その他の時期は
 なかなか道産野菜に出会えない…
 特に葉物野菜は出回らない!
 その葉物野菜が一年中安定して
 出荷してくれるの本当に嬉しい!
 北海道に伊達があって良かった!


(C)HBC