あぐり王国 放送内容

2017ǯ0610土
定年退職後も学ぶこができる!


農業の即戦力となる人材を輩出するため、
より実践的なカリキュラムが組まれている
拓殖大学北海道短期大学
学生の中には、こんな方も…

リーダー
「アスパラの収穫が始まっていますね…あれ?
 先生ですかね?こんにちは~」





リーダー
「先生も実習されているんですか?」

日高町出身 小浜俊成さん
「学校の先生じゃなくて…学生なんです!」

リーダー・森「えっ??おいくつですか?」





小浜さん「62歳なんですよ」

リーダー「ええええええ~」

小浜さん
退職後に何をやろうかなって考えた時に
 家の土地を使って家庭菜園でもやろうと
 思ったんですけど…
 農業経験が全くなかったので
 学校で農業を学んで家庭菜園に活かそうと…」

リーダー「同級生、若い子ばっかりじゃ…」

小浜さん
「そうですね。体育の授業もあるので
 一緒に球技をやっています」





さらにコチラの女性も-

宮嶋とよ子さん
「東京から秩父別町に移住したんです。
 3年前から家庭菜園をやっているんですけど
 わからない事と虫との闘いがあって…
 たまたま拓殖短大を知りまして、
 虫対策・土の作り方・肥料の計算など
 色々学んでいます」





社会人入学制度を設ける「環境農学コース」。
実は深川市の一部助成もあり、入学金を除き、
2年間の授業料が全額免除になる制度が
あるんです!
家庭菜園をはじめ、農業をより多くの方に親しんで
ほしいという、地域一体となった取り組みが、
入学の決め手にもなっているんです。



さて教室に入ってきました。

森「さっき収穫したアスパラですが…」

林くん
「品種ごとに重さを量って記録していきます」

沼畑さん「収穫調査になります」

リーダー「いろんな品種があるんだ」

沼畑さん「十何種類もあります」

リーダー「林くん。何か言える?」

林君「ウェルカム!!品種です(笑)」





同じ生育条件で、およそ10品種を栽培し、
収量や大きさの違いを1本1本調査します。
こうして、寒冷地の北海道に適した品種を
見極めていくんです。

リーダー「こうの毎回やるの?」

林くん「毎日!!」

リーダー「毎日??どういう事が分かった?」





柳沢くん
「“大宝早生(たいほうわせ)”と言う品種は
 安定して出ている!」

リーダー
「収穫調査したアスパラはどうするの?」

沼畑さん「生徒で分けたり加工に回します」

リーダー「食べるの?いいなあ~」





…ということで、学生たちが育てた、
とれたてのアスパラを試食してみます!

リーダー「甘いっ!」






「普段みなさんは生で食べないでしょう」

柳沢くん
「生で食べたの初めて見ました!」

リーダー
「生で食べた事ないなら
 経験したらいいのに…。
 これ農家さんもやったことないんですよ」





ということで沼畑さんが食べてみると-

沼畑さん
「うっ!甘いですね。美味しい」




(C)HBC