農業の即戦力となる人材を輩出するため、
より実践的なカリキュラムが組まれている
拓殖大学北海道短期大学
学生の中には、こんな方も…
リーダー
「アスパラの収穫が始まっていますね…あれ?
先生ですかね?こんにちは~」
リーダー
「先生も実習されているんですか?」
日高町出身 小浜俊成さん
「学校の先生じゃなくて…学生なんです!」
リーダー・森「えっ??おいくつですか?」
小浜さん「62歳なんですよ」
リーダー「ええええええ~」
小浜さん
「退職後に何をやろうかなって考えた時に
家の土地を使って家庭菜園でもやろうと
思ったんですけど…
農業経験が全くなかったので
学校で農業を学んで家庭菜園に活かそうと…」
リーダー「同級生、若い子ばっかりじゃ…」
小浜さん
「そうですね。体育の授業もあるので
一緒に球技をやっています」
さらにコチラの女性も-
宮嶋とよ子さん
「東京から秩父別町に移住したんです。
3年前から家庭菜園をやっているんですけど
わからない事と虫との闘いがあって…
たまたま拓殖短大を知りまして、
虫対策・土の作り方・肥料の計算など
色々学んでいます」
さて教室に入ってきました。
森「さっき収穫したアスパラですが…」
林くん
「品種ごとに重さを量って記録していきます」
沼畑さん「収穫調査になります」
リーダー「いろんな品種があるんだ」
沼畑さん「十何種類もあります」
リーダー「林くん。何か言える?」
林君「ウェルカム!!品種です(笑)」
同じ生育条件で、およそ10品種を栽培し、
収量や大きさの違いを1本1本調査します。
こうして、寒冷地の北海道に適した品種を
見極めていくんです。
リーダー「こうの毎回やるの?」
林くん「毎日!!」
リーダー「毎日??どういう事が分かった?」
柳沢くん
「“大宝早生(たいほうわせ)”と言う品種は
安定して出ている!」
リーダー
「収穫調査したアスパラはどうするの?」
沼畑さん「生徒で分けたり加工に回します」
リーダー「食べるの?いいなあ~」
…ということで、学生たちが育てた、
とれたてのアスパラを試食してみます!
リーダー「甘いっ!」
森
「普段みなさんは生で食べないでしょう」
柳沢くん
「生で食べたの初めて見ました!」
リーダー
「生で食べた事ないなら
経験したらいいのに…。
これ農家さんもやったことないんですよ」
ということで沼畑さんが食べてみると-
沼畑さん
「うっ!甘いですね。美味しい」