あぐり王国 放送内容

2017ǯ0617土
冷たい水で洗浄!絶対弱音は吐きません!


こちらは収穫したカブを水洗いする水槽。
左の水槽で土や泥を落とした後、
右の水槽で軽くすすぎます。
こうして収穫から洗浄、出荷までの作業を、
猪瀬さんひとりで行うんです!



猪瀬さん
「洗って土を落としてください」

リーダー「ちょっと回している?」

猪瀬さん
「回してます。そして最後に
 シッポをシュッとして!」

リーダー「キレイになったね」

森「すごいツヤツヤ!!





あぐりっこもやってみると…

ハナネ「冷たい…」

マミ「冷たいって!これ!」

水温はなんと3℃です。

ハナネ
「冷たい!冷たい!冷たい!冷たい!冷たい…」





ハナネ
冷たい!冷たい!冷たい!冷たい!」

リーダー「冷たいって」





ゴム手袋の上に軍手をはき、
タオル代わりにしてカブを磨きます。
夏場はまだしも、肌寒い春先や秋口も、
鮮度を保つため、
季節を問わず真水で洗うんです。



リーダー
約700個のカブを洗うのに
 どのくらいの時間がかかりますか?」

猪瀬さん「2時間くらいです」





リーダー
「猪瀬さん!大変ですね…」

猪瀬さん
「ん~~。どうかな?」

リーダー
「絶対、大変って言わない!!」





決して弱音を吐かない、猪瀬さん!
このあと素手で白カブを束ねて、
箱詰めします。

こうして、ほぼすべての作業を
手作業で行うんです。

特別に出荷前のカブを丸かじりしてみます!





「いただきま~す」

マミ「甘いっ!甘くなった」

ハナネ「皮が辛い」

リーダー
「甘いっ!
 辛味もあるけど甘みがすごい強い!」






「中がすごく柔らかいです!
 すっごく。おいっ…」

ガブッ…あれ食べた?

リーダー
「おいしい?できれば
“おいしい”まで言って頂けますか?」





ジューシーな甘みと、柔らかい肉質を持つ白カブ。
その栄養について、
札幌保健医療大学の荒川教授に伺ってみました!

荒川義人教授
「カブの白い部分(根)は
 ビタミンC・食物繊維・カリウムが
 平均的な野菜ぐらいの含量を含みます。
 ビタミンCは加熱しても残る特徴があるので
 色んな料理に使っても壊れないと言えます。
 葉の部分は緑黄色野菜に匹敵するくらい
 βカロテン・ビタミンC・食物繊維・カリウムが
 豊富です。葉の部分のビタミンCの量は
 野菜の優等生であるホウレン草の2倍ちかく!
 βカロテンは熱をかけることによって
 より吸収性が高まりますので
 油を使った炒め物は持ち味を生かせます。
 昔から春の七草の1つとして
 健康のために使う野菜です。
 白い部分はもちろん葉も全部使ってほしい!」

ちなみに、よく似た野菜のダイコンとは、
含まれる栄養素も似ているものの、
その数値は、カブの方が少しずつ
上回っているんです!
捨てるところのないカブ!明日の食卓にぜひ…




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