ということであぐり一行は、
そのお菓子作りが行われているという、
江差町中網(なかあみ)地区の施設に、
お邪魔しました。
早速、中にはいってみると-
森「おおお~」
リーダー
「あらたくさんいらっしゃる!
やってるやってる~何か作ってるよ」
笠原さん「これがそうですよ」
あぐりっこ「こうれん!!」
リーダー
「さっきの米を練るって書いた漢字の読み方は
“こうれん”だったんだね」
笠原さん「何から出来てるか分かる?」
ヨシキ「お米?」
笠原さん「そう!当たり!」
リーダー
「さっき漢字みたんですが
なんであんな字を使っていたんですか?」
笠原さん
「私の小さい時は、
2番米…出荷できない米を粉にして
それを練って作ったから
こういう字なんじゃないかな」
江差町で伝わる「こうれん」の歴史は古く、
明治時代から存在していたと言われ、
田植えがひと段落した時期に、
各農家が家庭の保存食として作っていました。
その昔は、もち米が非常に高かったため、
うるち米を精米する際、捨ててしまっていた
“2番米(まい)”を使ったことから
「粳練(こうれん)」という名前が
つけられたそうなんです。
リーダー「すだれの上に置いてますね」
笠原さん
「天日干しにするんですよ。
天気予報をみて!
1日じゃダメなんです。次の日も良くないと
仕上がらないので…」
笠原さん
「これだけ買っていっても
そのまま食べられないから」
リーダー
「これ食べられないんですか?」
笠原さん
「ひと手間かけないと!
揚げたり・焼いたりしないと
食べられない」