あぐり王国 放送内容

2017ǯ0701土
スターチスの収穫体験!!


スターチスの栽培は、
2月に苗をハウスに植えて生育させますが、
ハウスごとに植える時期をずらすことで、
長期間の採花(さいか)を可能にしています。



石田さん
2月に定植するのは今ごろ、
 ゴールデンウイークに定植するのお盆頃、
 6月に定植するのは9月のお彼岸
 初切りになるようずらしています。
 北海道の出番がちょうど6月から10月いっぱい!
 11月から5月いっぱいは四国や九州のみなさん!
 桜前線が北上するのと同じように産地が北にくる。
 お花屋さんには一年中同じ花が
 切れ目なく出ている!」



石田さんは有機質をたっぷり含んだ
土作りを行っているほか、
良質なスターチスを育てるためにもうひとつ、
重要な作業があると言います。



石田さん
「人間の赤ちゃんを育てるように
 例えば北風が吹けば北側の窓を閉めてあげる。
 南風が吹けば南側の窓を閉めてあげる。
 暑くなれば両方を開けてあげる。
 5℃から25℃の温度管理
 優しくやらないと
 最後、結果として現れないんで
 一番そこが大事な所かなと思います」



リーダー
「花屋さんみたいに
 冷暖房完備じゃないんですよね」

清野さん
「花屋さんとして一生懸命
 育てられている花を見るだけで
 かなり勉強になっている状態です」





さてスターチスの花をよく観察しましょう。

石田さん
「これが開花前(左側)。満開がこちら(右)





石田さん
「どれを切るかはハサミで
 茎を叩いてみるんです。
 切るんですよ~って」

森「確かに上の方に振動が来ます!」

石田さん
「この根元にハサミを入れて切る!!」





石田さん
「するとスルスルスル…と抜ける。
 枝が折れない!!」



ここで産地での採花は初めてという清野さんに
挑戦していただくことに!

リーダー「手つきに迷いがないよね」
森「キレイ!!」

さすがは、トップフローリスト!
素早く収穫適期の花を見極めて
採花した清野さんですが、
実はこの見極める作業が、
意外と大変なんです。

森「ずっと見てると分からなくなります」
石田さん「ずっと見てると迷うよな」

二人の収穫したのを比べてみると…

森「トップと凡人の差ですよね」

ちなみに、石田さんが普段のスピードで
採花するとご覧の通り。
花は鮮度が命のため、
的確かつスピーディーな作業が求められるのです。






「1日にどれくらい採花(さいか)するんですか?」

石田さん
「約2400本!!」

リーダー「うわ~」





清野さん「それ何人でされてるの?」

石田さん「2~3人で」

清野さん
「けっこう…結構ほんとにハードですよね」




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