2017ǯ0701土
美しい…シャクヤク!
ハウス栽培の名産花「スターチス」について学び、
続いて大輪の花を咲かせるという露地栽培の畑へ!
清野さん「めっちゃキレイ」
リーダー「キレイなの咲いてる~♪」
石田さん
「今回取材くるので残しておきました」
大輪の花が特徴的なこの花はシャクヤク。
その端麗な美しさから、
「立てばシャクヤク、座れば牡丹、
歩く姿は百合の花」という、
女性の美の形容に用いられるほど、
日本人に古くから親しまれてきた花です。
森「つぼみの数がすごいですね」
リーダー「何株あるんですか?」
石田さん「500株ぐらい」
石田さん
「1株から10本はとりたい!」
1株から10本程度の茎が育つ
というシャクヤクは、
大きい蕾を持ったものだけを
根元部分から採花します。
実はここに美しい大輪の花を咲かせるための
ポイントがあるのです!
石田さん
「来年も採花するために
1株から5~6本残して
(大きなつぼみのものだけを残して)
株に養分を蓄える。
来年育てるために今はこうしなきゃダメ。
これが養生ってやつなの」
シャクヤクは、
まず最初の株を植えた1年目は採花せず、
花を切り落としておよそ2年、
株にしっかり養分を蓄えます。
そして4年目となる年に初めて採花する以降は、
大きい蕾だけに養分を与えるため、
小さい蕾は切り落としながら、
7年目まで採花ができるのです。
リーダー
「4年かかっているんですか出荷までに!?
清野さん、知ってた??」
清野さん
「知らなかったです…ヤバイですね…」
石田さん「高く買ってください!」
わはははは。でも本当ですよね。
生産者の苦労を痛感し、
このあと全員で採花のお手伝い!
清野さんも、1本1本
丁寧に作業を進めていきます。
(C)HBC