Q「朝の検査は森田さんのお仕事?」
優佳先生
「そうですね。
まず菌をしっかり見られるように…と。
菌が見られないと薬も何も考えられないので」
そして、乳牛からサンプリングした
生乳の細菌検査をします。
森崎リーダー
乳牛にとって身近で気を付けなければ
いけない病気の一つに‘乳房炎’があります。
この病気は乳房に菌が入り、
炎症を起こしてしまいます。
その菌にもいろいろな種類があるので
有効な薬を判断するため
このような検査をしているんですって!
優佳先生「おはようございます」
先生
「優佳ちゃん、農場のあの牛どうなった?」
優佳先生
「全然力入ってなくて…
ただ血液検査の結果は来てたんですけど…」
優佳先生はまだ新人なので
先輩について行動しています。
こちらの森田稔(もりた・みのる)先生は
獣医師歴20年。
特に外科手術の腕に定評がある先生です。
優佳先生
「なんか見た感じはかなり弱っている…」
森田先生「なんだろう」
優佳先生
「昨日農場の方いらっしゃらないくて…」
AM8:30 始業
ルルル ルルル
「はい共済組合・森田優佳です」
8時半の受付が始まると
あわただしくなる事務所。
酪農家からの診察依頼の電話が鳴り始めます。
森崎リーダー
それにしてもひっきりなしに
電話が鳴りますね~
森アナウンサー
名寄診療所では名寄市と下川町の
およそ7000頭の牛を
8人の獣医師で診療しています。
1日で平均7件程度の酪農家を
担当しているんだそうです。
Q「そろそろ診療ですか?」
優佳先生「はい。準備します」