リーダー「この中が80℃なんだね」
金子さん
「よかったら中を見てみますか?」
リーダー「見られるんですか?」
金子さん「はい!特別に!」
オープン♪
リーダー「あちっあちっ」
森「きゃあああああ」
リーダー「熱いっ熱いっ!!」
金子さん
「ではもう一度、特別に開けます!」
オープン♪
リーダー「うわっ!!!アッツイ」
ソウタ
「うわっ!パサパサ!」
金子さん
「1番上から下の段にくるまでに
約2時間かかります。
上から順にコンベアーで落ちてきます」
リーダー「し…閉めてください!」
リーダー「クネクネクネクネ…と」
金子さん「そうです」
ボイラーの中では、80℃の熱風で、
ゆっくりとダイコンを乾燥させていきます。
機械の中をコンベアーが上から下へと往復し、
ダイコンが、徐々に切り干しダイコンへ。
そして、2時間後には…?
リーダー「出来たあ~」
金子さん
「これが完成した切干大根になります」
リーダー「あんなにシャキシャキだったのに」
早速、出来たての切干大根をいただくと…
リーダー
「甘い…めっちゃ甘いよ!
ダイコン感がすさまじく強い!!
生のダイコンはちょっと辛かったでしょ。
もうその辛味はないわ」
ソウタ「甘いっ!」
リーダー「辛味はどう?」
ソウタ「ない!!」
森「これなんかクセになりますね」
じゃじゃん!もんすけです!
ダイコンを乾燥させた保存食切干大根
実は、とんでもない栄養を秘めた食材なんだって。
札幌保健医療大学の荒川先生に聞いてみたよ。
荒川義人教授
「生のダイコンにはカリウムや食物繊維、
ビタミンCが豊富に含まれていますが、
切干大根にすることによって水分が飛んで
成分が濃縮されることになります。
ざっと水分が1/10ぐらいになるので
それらの成分は10倍くらい入ってことになる。
生のダイコンとはまるで別物のようになる。
あと糖分やアミノ酸も濃縮されるので
味が濃く感じます…コクが増える!
水を多く使ってしまうと栄養価も逃げてしまうので
なるべく水分を使わずに調理するのがいい!」
ダイコンの栄養分をギュッと凝縮した、
切り干し大根!おいしくて、栄養もあって、
保存も効いて、とっても便利だよね~!
ボクも食べてみよっと!