あぐり王国 放送内容

2017ǯ0805土
あついっ!!熱風にさらされて…


金子さん
「先ほど千切りしたダイコンは
 こちらのボイラーで
 約80℃約2時間機械乾燥します」



リーダー「この中が80℃なんだね」

金子さん
「よかったら中を見てみますか?」

リーダー「見られるんですか?」

金子さん「はい!特別に!」





オープン♪


リーダー「あちっあちっ」

「きゃあああああ」

リーダー「熱いっ熱いっ!!」





ソウタ
「いきなり熱風がぶわっと!!



金子さん
「ではもう一度、特別に開けます!」

オープン♪

リーダー「うわっ!!!アッツイ」

ソウタ
「うわっ!パサパサ!」





金子さん
「1番上から下の段にくるまでに
 約2時間かかります。
 上から順にコンベアーで落ちてきます」

リーダー「し…閉めてください!」





リーダー「クネクネクネクネ…と」

金子さん「そうです」

ボイラーの中では、80℃の熱風で、
ゆっくりとダイコンを乾燥させていきます。
機械の中をコンベアーが上から下へと往復し、
ダイコンが、徐々に切り干しダイコンへ。
そして、2時間後には…?





リーダー「出来たあ~」

金子さん
「これが完成した切干大根になります」

リーダー「あんなにシャキシャキだったのに」





コチラが、規格外品のダイコンを加工した、
切り干しダイコン。
JAめむろでは、年間およそ5万袋を作り、
町内の直売所などで販売しています。
ほかにも、コンビニエンスストアの惣菜用としても
広く使われているんです。



早速、出来たての切干大根をいただくと…

リーダー
「甘い…めっちゃ甘いよ!
 ダイコン感がすさまじく強い!!
 生のダイコンはちょっと辛かったでしょ。
 もうその辛味はないわ」

ソウタ「甘いっ!」

リーダー「辛味はどう?」

ソウタ「ない!!」

森「これなんかクセになりますね」





じゃじゃん!もんすけです!
ダイコンを乾燥させた保存食切干大根
実は、とんでもない栄養を秘めた食材なんだって。
札幌保健医療大学の荒川先生に聞いてみたよ。

荒川義人教授
「生のダイコンにはカリウムや食物繊維、
 ビタミンCが豊富に含まれていますが、
 切干大根にすることによって水分が飛んで
 成分が濃縮されることになります。
 ざっと水分が1/10ぐらいになるので
 それらの成分は10倍くらい入ってことになる。
 生のダイコンとはまるで別物のようになる。
 あと糖分やアミノ酸も濃縮されるので
 味が濃く感じます…コクが増える!
 水を多く使ってしまうと栄養価も逃げてしまうので
 なるべく水分を使わずに調理するのがいい!」
 
ダイコンの栄養分をギュッと凝縮した、
切り干し大根!おいしくて、栄養もあって、
保存も効いて、とっても便利だよね~!
ボクも食べてみよっと!




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