あぐりっこ
「ミニトマトとれましたあ~」
イエーイ♪
リーダー「どうだった収穫は?」
レオ
「足が痛かったけど気持ち良かった!」
ということで、
黄色いミニトマト「もてもてキッキ」と、
赤い中玉トマト「かぐやひめ」。
それぞれ試食してみます!
レオ「う~ん♪」
イチカが食べると…
プシュッと汁が飛び出しました!
リーダー「何か出たねえ~」
リーダー
「溢れるくらいのトマト果汁がすごい!」
森
「ほぼ果汁ですよ。
口の中がトマトの果汁でいっぱい!」
じゃじゃん もんすけです!
小さくて食べやすいミニトマト。
でもその栄養価はミニじゃないんだって!
札幌保健医療大学の荒川先生に
教えてもらったよ。
荒川義人教授
「ミニトマトは小さいんですけど
普通のトマトに比べて
色々な成分を多く含んでいるんです。
カリウムや食物繊維はトマトの約1.5倍。
より注目されるのは
βカロテン・リコペン・ビタミンCは
トマトの約2倍は入っています。
これらはトマトの中で作り出すのに
日差しが影響するんですよ。
つまり日差しが当たる部分(表面積)が
ミニトマトの方がトマトに比べて大きい
ということがあって、
したがってそういう成分が増える事になる」
大きいトマトよりも、
高い栄養価を秘めているミニトマト。
みんなもサラダやお弁当に
積極的に取り入れようね!
森
「さて先ほど収穫したミニトマトが
選別されている施設にやってきました」
ご案内いただくのはJA新おたるの中谷さん。
リーダー
「人がたくさんいると思ったら
ミニトマトの数もすごいなあ」
中谷さん
「まずミニトマトをコンベアに流して
手作業でキズ・汚れがついているもの、
柔らかくなったものを
取り除いていきます」
リーダー「お母さん方が目で見て…」
中谷さん「熟練の経験と勘ですね!」
6月下旬~11月上旬にかけて収穫される、
仁木町のミニトマト。
収穫後は、こちらの施設に運ばれ、
人の手で選別していきます。
目と指の感覚を研ぎ澄まし、
キズや汚れがついているものや、
熟してやわらかくなっているものを
取り除くんです。
中谷さん「例えばこんな傷ですよ」
リーダー
「えっえっ?こんな些細な事?」
森「ええええ~傷じゃないですよ」
リーダー
「40歳越えたら見えないですよ」
こうして選別されたミニトマトは、
重さごとに3つのサイズに自動で分別。
ここから箱詰めされていくのですが…
中谷さん
「目視と指先で再度確認します」
リーダー
「またやるの?もうやったよ」
仁木町のミニトマトは、関東を中心に
全量を道外へと出荷しています。
味・品質・安定供給の面で
全国のスーパーから高い評価を得ていて、
北海道を代表するミニトマトとして、
各地の消費者に喜ばれているんです!
このほか一部はふるさと納税の
返礼品として出荷したり、
加工品として味わうこともできるんです。