あぐり王国 放送内容

2017ǯ0902土
トマト果汁が口いっぱい…幸せだあ~


あぐりっこ
「ミニトマトとれましたあ~」

イエーイ♪

リーダー「どうだった収穫は?」

レオ
「足が痛かったけど気持ち良かった!」





ということで、
黄色いミニトマト「もてもてキッキ」と、
赤い中玉トマト「かぐやひめ」。
それぞれ試食してみます!

レオ「う~ん♪」

イチカが食べると…
プシュッと汁が飛び出しました!

リーダー「何か出たねえ~」





リーダー
「溢れるくらいのトマト果汁がすごい!


「ほぼ果汁ですよ。
 口の中がトマトの果汁でいっぱい!」





じゃじゃん もんすけです!
小さくて食べやすいミニトマト。
でもその栄養価はミニじゃないんだって!
札幌保健医療大学の荒川先生に
教えてもらったよ。

荒川義人教授
「ミニトマトは小さいんですけど
 普通のトマトに比べて
 色々な成分を多く含んでいるんです。
 カリウムや食物繊維はトマトの約1.5倍。
 より注目されるのは
 βカロテン・リコペン・ビタミンCは
 トマトの約2倍は入っています。
 これらはトマトの中で作り出すのに
 日差しが影響するんですよ。
 つまり日差しが当たる部分(表面積)が
 ミニトマトの方がトマトに比べて大きい
 ということがあって、
 したがってそういう成分が増える事になる」

大きいトマトよりも、
高い栄養価を秘めているミニトマト。
みんなもサラダやお弁当に
積極的に取り入れようね!






「さて先ほど収穫したミニトマトが
 選別されている施設にやってきました」

ご案内いただくのはJA新おたるの中谷さん。

リーダー
「人がたくさんいると思ったら
 ミニトマトの数もすごいなあ」





中谷さん
「まずミニトマトをコンベアに流して
 手作業でキズ・汚れがついているもの、
 柔らかくなったものを
 取り除いていきます」

リーダー「お母さん方が目で見て…」

中谷さん「熟練の経験と勘ですね!」

6月下旬~11月上旬にかけて収穫される、
仁木町のミニトマト。
収穫後は、こちらの施設に運ばれ、
人の手で選別していきます。
目と指の感覚を研ぎ澄まし、
キズや汚れがついているものや、
熟してやわらかくなっているものを
取り除くんです。





中谷さん「例えばこんな傷ですよ」

リーダー
「えっえっ?こんな些細な事?」

森「ええええ~傷じゃないですよ」

リーダー
「40歳越えたら見えないですよ」





こうして選別されたミニトマトは、
重さごとに3つのサイズに自動で分別。
ここから箱詰めされていくのですが…

中谷さん
「目視と指先で再度確認します」

リーダー
「またやるの?もうやったよ」





中谷さん
「それが機械から落ちた時に
 割れる可能性もあるので
 それを最後確認します」
 
リーダー
「見てる見てる…
 こうやってキレイなミニトマトだけが
 仁木町から全国へと行くんですね」



仁木町のミニトマトは、関東を中心に
全量を道外へと出荷しています。

味・品質・安定供給の面で
全国のスーパーから高い評価を得ていて、
北海道を代表するミニトマトとして、
各地の消費者に喜ばれているんです!

このほか一部はふるさと納税の
返礼品として出荷したり、
加工品として味わうこともできるんです。




(C)HBC