あぐり王国 放送内容

2017ǯ0923土
都会なのに…札幌のオニオン!


一行は札幌の中心部を離れ、
まず最初にふれる農産物が育てられている畑へ。






「丘珠空港の近くにある畑にやってきました。
 生産者の大作さんです。こんにちは」

東区丘珠で農業を営む生産者の大作康浩さん。
都市部に近いこの場所で、
一体どんな農作物を育てているのでしょうか。





リーダー
「大作さんの後ろに畑が見えてるよ?
 あれは何かな?」

クロエ「poteto?」





ヒム「glass 草?」

ユージ「onions?」

リーダ「何かな?」





大作さん
「これは“札幌黄”と言うタマネギです」

畑で育てられていたのは、
「札幌黄(さっぽろき)」と呼ばれるタマネギ。
大作さんは3ヘクタールの畑で、
札幌黄を含め4品種のタマネギを生産しています。






「このようにタマネギが畑でなってるのを
 見た事はありますか?」

クロエ「ない!初めてみた!」

リーダー
「じゃあタマネギがどこになってると思った?」

クロエ「木の上!!」





リーダー
「札幌黄という札幌発祥の
 有名なブランド野菜ですけど
 どういう特徴がありますか?」

大作さん
「食べた時は甘く、その後に辛みが来る!
 加熱したらその辛みが甘みへと変わる!
 それが札幌黄の大きな特徴です」





札幌は日本におけるタマネギ栽培の
発祥の地であり、
ルーツとなる品種が「札幌黄」なんです。
その歴史は古く、今から130年以上前
明治時代に栽培が始まった品種で、
一時は日本一の生産量を誇るまでになりました。
しかし人口増加に伴う宅地開発や
栽培の難しさなどにより、年々、生産量が減少し
今では幻のタマネギとも呼ばれているのです。



リーダー「130年前なんだって!」

ユージ「What!!(なんだって~!)」





札幌黄の栽培から始まり、
今では道内各地で様々な品種が生産され、
日本一のタマネギ産地となっている北海道。
生産量だけではなく、
品質を高める工夫も行っています。


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